更新日: 2016.08.22 20:09
ピレリがテスト削減の傾向を懸念「参加しないチームは、ビッグ3に感謝すべき」
「テストに関していうと、我々はもちろんのこと(テストに参加できなかった)他のチームも、責任を負ってくれたトップチームに感謝しなければならない。もちろん我々はタイヤ開発のための投資を自分たちで行っているが、チームも同じく投資をしていく必要がある。だからテストに参加していないチームは、3つのビッグチームのサポートに感謝すべきなのだ」
ドライバーのコメントを含むテストの情報は、テストに参加しないチームにも共有され、情報を手に入れることができる。
ヘンベリーはテストに参加しない8チームに対し、いち早く新タイヤに関する情報を手に入れたいのであれば、来年度に温暖な気候のもとでプレシーズンテストを行うことだと語った。
「条件が整った場所でテストをすれば、すぐにタイヤを理解するための情報を入手できる。これで(開発テストへの参加で3チームが得られるであろう)わずかな利点を速やかに排除できる」
「早朝、地面に氷っているような時期にバルセロナへ行くことは、決して助けにならない。チームが合理的な場所と考えるのは、バーレーンやアブダビのような暖かいところだろう」
多くのチームが遠隔地へ行く渡航費に頭を抱えている一方、ヘンベリーは物事を大局的に考える必要があると感じている。
「(プレシーズンテストは)経済的に豊かでないチームにとって負荷に過ぎないし、それに関する意見は理解できる。しかし最終的には、お金を持っているかいないかということよりも(F1チームとして)どこにお金を費やしたいかだと思う。テストの日程を減らし、そのための予算を削減し続けてきたことが問題なのではないか」
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