投稿日: 2018.10.31 08:00
更新日: 2018.10.30 19:08
更新日: 2018.10.30 19:08
【F1インタビュー】驚異的な走りで7位に入賞したルクレール「このままコンストラクターズ8位をキープしたい」
取材・文 柴田久仁夫 Text : Kunio Shibata
─初日のセットアップ変更は、具体的には?
ルクレール:主に足回りの変更だった。最初はエンジニアは問題ないって言ってたんだけど、僕が何度も主張して最後は聞き入れてくれた。よかったよ。あそこで大きく変更してなかったら、この結果はなかったからね。
─ハミルトンの5冠達成について、一言。
ルクレール:歴史に残る偉業だし、そんなドライバーといっしょにレースができるのをうれしく思うよ。
─来シーズンは、ハミルトンと一騎打ちの場面も?
ルクレール:そうなったら、うれしいね。まだ僕には学ぶべき点がたくさんあるし、今はいうまでもなく彼の足下にも及ばないレベルだよ。
─フェラーリとベッテルは、今年も敗れてしまいました。
ルクレール:確かにその通りだけど、レースの世界に勝者と敗者が生まれるのは厳然たる事実だからね。そして勝者が永遠に勝ち続けることも、ないわけだし。フェラーリは必ず巻き返すよ。
─今回トロロッソ・ホンダを抜きましたが、このままコンストラクターズで8位をキープできそう?
ルクレール:あと2戦、ベストを尽くすよ。向こうも戦闘力を上げてるし、決して油断は出来ない。でも8位と9位とでは、チームに入るお金が全然違う。ぜひこのまま行きたいね。
─ドライバーズ選手権では、ピエール・ガスリーにも追い付きつつあります。
ルクレール:そう。それももちろん狙ってるよ。ガスリーに2ポイント、(ロマン・)グロージャンにも4ポイント差まで迫ってるからね。でもさっきも言ったように、両チームの戦闘力を見る限り、決して簡単な戦いじゃないだろうけどね。
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