投稿日: 2019.04.02 12:19
更新日: 2019.04.02 14:59
更新日: 2019.04.02 14:59
ホンダF1山本MD 決勝日インタビュー:「ニューウェイも『どうしてこうなんだ』と、首をかしげていたそうですよ」
Kunio Shibata
──ただちょっと気になるのは、メルボルンのような特殊なコースに比べると、ここバーレーンはよりオーソドックスなパーマネントサーキットですよね。そこで対フェラーリ、メルセデスで、開幕戦より戦闘力が落ちていました。それは今後に向けて、不安材料ではないですか。
山本MD:トロロッソは、ほぼ想定したパフォーマンスを発揮できたという気がします。一方でレッドブルは、まだセットアップが煮詰まってない印象ですね。クリスチャンによると、エイドリアン・ニューウェイ(チーフテクニカルオフィサー)も、「どうして、こうなんだ」と、首をかしげていたそうです。空力がまだ完璧じゃないと。
──時間はかかりそうですか?
山本MD:いえ、ヨーロッパラウンド初戦のスペインGPまでには、大丈夫だと言っていましたね。
──来週、さくら(栃木県の本田技術研究所HRD Sakura)のエンジニアも合流して、イギリスで話し合うようですね。
山本MD:ええ。定例の技術ミーティングで、開幕2戦を終えたところでの見直しです。とにかくバルセロナに戻るまでの序盤4戦は、今回のように勢力図が毎回変わるような展開だと思いますよ。本当の実力は、そこまではなかなか見えないでしょう。
──スペインGPで、各チーム大きなアップデートを投入しますしね。
山本MD:そうです。そこからが本当に、シーズンがどう戦われるかが見えると思いますよ。