投稿日: 2019.04.27 11:19
更新日: 2019.04.27 11:20
更新日: 2019.04.27 11:20
レッドブル・ホンダF1密着:初日はホンダPU勢が4台そろってトップ10入り、ペナルティのガスリーは後方からの追い上げに期待
Masahiro Owari
田辺TDは「ライバル勢は何をしていたかわかりませんし、今晩いろいろとセッティングを変更してくるでしょうから、まだわかりません」と楽観はしていないが、「初日とはいえ、出だしとしては良い一日。スタートの時点から、ある程度のセットアップが整っていたことは良かったと思います」と評価していた。
そんな中、ガスリーにペナルティが下された。フリー走行2回目の終了間際に、ピットレーン入口で行なっているFIAの車重検査を無視して自チームのピットへ向かってしまったからだ。
タイミングが悪かったのは、ピットに戻ったガスリーのマシンを、チームはピットストップ練習を行うためにタイヤを四輪とも交換してしまったことだった。これは重大なレギュレーション違反で、FIAはガスリーに対して、日曜日のレースはピットレーンからのスタートを命じた。
「残念ですが、ここはストレートは長く、オーバーテイクが可能。また市街地コースなので、レースではアクシデントも起きやすく、何が起きるかわかりません」(田辺TD)
スペック2は、信頼性向上がメインだと言われているが、それはレースでより長く予選モードを使うことが可能だという意味も含まれている。
「単純に馬力が上がったというだけでなく、いろんな使い方ができるという意味で全体の性能が向上しています」(田辺TD)
レースで思いっきりエンジンを回し、スペック2の真価を披露する良いチャンスかもしれない。
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