更新日: 2016.09.21 08:35
メルセデス、「いつも譲らない」グティエレスを批判。ハースが猛反発
この発言を受け、シュタイナーはグティエレスを強く擁護した。
「彼(グティエレス)は今、たたかれ役になっている」とシュタイナー。
「だが私としては、彼は非常によくやっていたし、フェアな行動を取ったと考えている。彼はあの時、マッサと戦っていた。その時になぜどく必要がある? 必要なときにどけばいいのだ」
「彼の行動には何の問題もなかったと考えている。メルセデスのように圧倒的に強いチームは何を言うのも簡単だがね」
このところグティエレスへの批判が厳しすぎると思うかと聞かれたシュタイナーは、「そのとおりだ」と答えた。
「ルイスが彼に中指を立てたことから始まった。メルセデスのドライバーとして正しい行動だとは思わない。次にリカルドからも批判を受けた」
「(パスカル・)ウェーレインとの問題(注:ベルギーFP3でグティエレスがブロックしたとして5グリッド降格ペナルティを受けた)に関しては、こちらに非があると分かっており、謝罪も行った。あの件は全く別物だ。ペナルティも受けた。ただしあれはエンジニアがウェーレインが来るのに気付かなかったのであり、ドライバーのミスではない。それにしてはペナルティが厳しすぎた」
「今回の場合、彼ら(メルセデス)は何度も譲るよう要求する必要はなかった。我々はマッサと同じぐらいすばやく道を譲ったからだ」
「彼らには彼らの意見があり、我々には我々の意見がある。だがFIAは文句を言っていないし、罰も下さなかった」
「彼(ウォルフ)は、何か不満があるならスチュワードに言えばいいではないか」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています