投稿日: 2019.06.08 12:33
更新日: 2019.06.08 12:34
更新日: 2019.06.08 12:34
レッドブル・ホンダF1密着:フェルスタッペンはウォールへの接触でアタック完遂できず。走行データ不足も一抹の不安
Masahiro Owari
![ウォールに接触したマックス・フェルスタッペンのマシン確認作業](https://cdn-image.as-web.jp/2019/06/08122721/IMG_0066-660x440.jpg)
幸いウォールにヒットさせたフェルスタッペンのマシンには大きなダメージはなく、走行を再開させている。ただし、マシンにダメージがないかどうかの確認作業を行なったために走行時間が限られ、ロングランのデータがソフトタイヤ、ハードタイヤともに十分に行えなかった。
一方のガスリーは、一日を通して大きなトラブルに見舞われることがなかったものの、1分13秒343の12番手で初日を終えた。
「今日は何をやっても、ペースを上げることができなかった。これからデータを分析して、土曜日に向けてはいくつかのセットアップ変更を行わなければならない」(ガスリー)。
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「パワーユニット側(PU/エンジン)は問題なく、金曜日にやるべきことは一通り終了していますが、PU側でもパフォーマンスアップにつながるようなことがないかどうか、これからチェックします」と万全の準備をして予選に臨むことを誓った。
金曜日はフェルスタッペンだけでなく、王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)もウォールにタイヤをヒットさせ、早々に走行を切り上げた。路面が汚れていて滑りやすいモントリオールの初日は、マシンの性能が正しく反映されにくい。カナダGPの真の実力を判断するのは、土曜日の予選まで待つことにしよう。
1 2