投稿日: 2019.06.28 17:03
ハミルトン、シルバーストンでのF1イギリス開催継続を望む。「F1の歴史や文化を失いたくない」
autosport web
Translation: AKARAG/ Yasuo Miyake
「イギリスでのレースがふたつあっても悪くない」とハミルトンは付け加えた。
「ロンドン開催は、イギリスやイギリスの観光業などにとって、このうえなく素晴らしいことだ。あんなに大きな音を体験できる、世界でもまれなイベントだからね。本当に実現するのかどうか、僕には分からないけれど」
「1カ所だけでも継続できれば良いことだ。ただ、イギリス国内には素晴らしいコースがいくつもある。僕はそのすべてに携わった設計者を知らないけれど、どれも素晴らしい仕事だと思うよ」
リバティ・メディアの狙いは、F1を新たな地域と市場へと展開することにある。ハミルトンはスポーツの世界展開については歓迎する一方で、新たな会場は良いレースの提供を確約すべきだと主張する。
「リバティは、F1を新しい場所にも広げるという点で良い仕事をしていると思う」とハミルトンは付け加えた。
「ただし慎重に考えるべきことはある。開催地の選定基準には、大きなファン層の存在が挙げられると思う。確かに、その場所に行くことで新たなファン層を開拓することは必要だけれど、同時にエキサイティングなレースができるようなコースがあることも重要なんだ」
「新たに開催が決定した場所のなかには、ひどいレース展開が予想できてしまうところも、すでにある」
「素晴らしい場所で、大きなファン層が期待できるけれど、良いレースが展開されない、ということだ。どことは言わないけれど、来年になれば分かることだよ」
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