投稿日: 2019.07.12 07:17
更新日: 2019.07.12 07:18
更新日: 2019.07.12 07:18
メルセデスF1、イギリスGPでの復活に期待。「冷却の問題には悩まされないはず」と代表
autosport web
Translation: AKARAG
「オーストリアでは、我々のマシンの最大の脆弱性が露呈された。あの週末はどの時点においても優勝に向けて挑戦することが不可能だったということだ」とウォルフはイギリスGPを前に語った。
「しばらくの間、冷却に取り組んでいたが、高い気温とシュピールベルクの標高の組み合わせによって、競争力を出すために温度管理を徹底的にしなければならなくなった」
「この先、暑い場所でのレースでより良い戦いのチャンスを掴むために、我々はこの問題への取り組みを継続していく」
「幸い、イギリスの夏はよりしのぎやすい気温であることが知られている。だからシルバーストンでは冷却が大きな問題にはならないはずだ。しかしこれまでの経験からイギリスGPでの天気が非常に変わりやすいということも承知しているがね」
ウォルフは、メルセデスがシュピールベルクでの苦戦の再現を避けることができると確信を持ってはいるが、現状に甘んじているわけではない。
「今年の我々は、コーナースピードが多岐にわたるコースで最高のパフォーマンスを発揮してきた。だから理論上は相対的に調子を上げられるはずだ」
「だが我々は信頼性の問題も多く抱えており、そのせいで簡単に大量のポイントを取り逃がす可能性もある。だから今週末の戦いに加わりたければ、緊張感を持ち、最高の力を出して、パフォーマンスを発揮する必要があると認識している」
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