投稿日: 2019.08.04 09:12
更新日: 2019.08.04 09:16
更新日: 2019.08.04 09:16
ホンダ田辺TD予選後インタビュー:Q3で発生したデプロイ切れには、「2拠点と現場で同時進行的に対応」/F1ハンガリーGP
Kunio Shibata
――デプロイ切れは、フェルスタッペンの乗り方が変わった影響でしょうか。
田辺TD:乗り方、スロットルの踏み方が変わったんだと思います。その後、2回目のアタックに向けて、対応しました。
――2回目のアタックまで5分程度しかなかったんですが、かなり慌ただしい作業でしたか?
田辺TD:さくら(HRD Sakura/栃木県の本田技術研究所)とミルトンキーンズ、現場の3者で、同時進行的に対応しました。マックスが無線でそんなこと言うから、こんなに皆さんに訊かれるわけですが(笑)、でもドライバーは最高のセンサーですよ。
彼らのフィードバックが、最後は何よりも頼りになります。音、振動、加速感。彼らの感覚に勝るものはない。
――ハンガリーでのポールは、狙っていましたか?
田辺TD:いつも狙ってるとは言いがたいですが、できるだけ上に行きたいとはいつも思っています。当たり前の話ですが。ここは抜きにくいサーキットですし、他のサーキット以上にいいところに行きたいという思いはありました。
レッドブルは初日からいい感触のことが多く、今週末もそうだったんですが、だからポールとか、そこまで楽観的な思いはありませんでした。
――ポールを取った直後の、ガレージ内の雰囲気はどうでしょう?
田辺TD:みんな、大騒ぎでした。
――田辺さん自身は叫んだりせず?
田辺TD:しませんでした(笑)。
――明日のレースについてお願いします。
田辺TD:少なくともパワーユニットは、準備万端です。