更新日: 2019.09.02 08:20
レッドブルF1のアルボン、17番グリッドから5位でホンダ勢最高位「移籍後初レースでいい結果を出せて、緊張がほぐれた」
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=5位
すごくハッピーだ。5位という素晴らしい結果を出し、とてもいい形でこのチームとのスタートを切ることができた。今日は走っていて楽しかった。レースをエンジョイしたよ。
今週末、最初はとても緊張していた。あの時点で「君は5位でフィニッシュするよ」と誰かが予告してくれたら、うれしかっただろうね。今日のレースを終えて、多少リラックスすることができた。
難しいレースだった。ファーストスティントでは渋滞のなかで走り、乱気流の影響でグリップを十分に得られず、全くオーバーテイクができなかった。でもソフトタイヤに交換した後、マシンがパフォーマンスを取り戻し、「よし、これで行動を起こせるぞ!」と思った。
最終ラップはすごくうまくいったね。セルジオととてもいいバトルをした。ふたりとも芝生にはみ出しながら激しく戦った。
僕にはまだ改善すべき部分がいくつかあるから、これからの数日を使ってしっかりと宿題をこなし、モンツァに向けて対処する。チームの皆とじっくり話をして、なぜレース序盤に苦労したのかを理解したい。僕はまだこのマシンをうまく走らせるための小さな秘訣を見つけられていないから、これからそれを探って適応したい。
今週末はそれほど大きなプレッシャーを感じていなかった。メディアの人たちは、僕に巨大なプレッシャーがのしかかるものと考えていただろうけど、実際にはこのチームとの1週間を楽しく過ごした。いままでとは違う作業のやり方を学び、いい経験ができた。
昨日の夜は(アントワーヌ・ユベールの訃報を受けて)とても辛い思いをした。僕たちルーキーは、アントワーヌのことをよく知っていたから、精神的にきつかった。今朝もいつもとは違う気分だったし、重苦しい雰囲気だった。このレースを彼に捧げたい。