投稿日: 2019.09.29 09:18
更新日: 2019.09.29 09:19
更新日: 2019.09.29 09:19
レッドブル・ホンダ密着:フェラーリ躍進で逆風。フェルスタッペンは9番グリッドから追い上げを狙う/F1ロシアGP土曜
Masahiro Owari

フェラーリもレッドブル・ホンダ同様、Q2でミディアムを選択しなかった。ポールポジションを獲得したシャルル・ルクレールは金曜日に時速325.4km出ていたが、予選では時速320.5kmと若干スピードが落ちた。ただし、レッドブル・ホンダほどではなかった。
フェルスタッペンは「フェラーリはいつも予選までパワーユニットを最大出力で使わない傾向がある」と説明し、田辺TDは「フェラーリの速さについては、いい仕事をしているとか言えない。フェラーリとのギャップはこのところ、さらに大きくなったと言わざるを得ない」と厳しい表情だった。
予選を4番手で終えたフェルスタッペンは、このグランプリで5基目のICE(エンジン)を投入したことによる5番手降格のペナルティを受けて、日曜日のレースは9番手からスタート。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはQ1でクラッシュしたため、ピットレーンスタートが予想される。ともに、予想していたポジションからのスタートとはならなかったレッドブル・ホンダのふたり。日曜日のレースに向けて、田辺TDはこう意気込みを語った。
「ほかのクルマと絡むようなことなく、次につながる走りを期待したい。次の日本GPに向けて勢いがつくような、いいレースを披露してもらいたいですね」
日曜日のソチ・オートドロームは、ドライコンディションの下、レースが行われるとの予報が出されている。
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