更新日: 2016.03.23 08:26
バーレーンGP 22人のタイヤ選択発表。メルセデスとフェラーリ、異なる戦略選ぶ
F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、第2戦バーレーンGPにおける各ドライバーのタイヤ選択を発表した。
今年はピレリが各グランプリに3種類のドライコンパウンドを選び、週末に使用できるドライタイヤ13セットのうち決勝用に2セット、予選Q3用として1セットのコンパウンドが指定されるものの、残りの10セットに関してはドライバーごとにコンパウンドの割り振りを決めることができる。
バーレーンには開幕戦オーストラリアGPと同様、ホワイト・ミディアム、イエロー・ソフト、レッド・スーパーソフトが用意される。
決勝用に取っておかなければならない義務タイヤはミディアム1セットとソフト1セットで、このうち1セットは必ず決勝で使用しなければならない。予選Q3用の1セットはスーパーソフトとなる。
同チーム内でドライバーふたりの選択が違っているのは、トロロッソ、ザウバー、ハースの3チーム。開幕戦で選択を変えたメルセデスのふたりは今回は同じ内容を選んだ。
ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグはミディアム1セット、ソフト6セット、スーパーソフト6セットの選択。一方メルセデスの最大のライバル、フェラーリはセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン共にミディアム3セット、ソフト4セット、スーパーソフト6セットと、メルセデスとは異なる選択を行った。
ミディアムを1セットのみ選んだのは6人、2セットが6人、3セットが7人、4セットが3人。ソフトは3セットが2人、4セットが6人、5セットが10人、6セットが3人、7セットがひとり。スーパーソフトは4セットが2人、5セットが4人、6セットが10人、7セットが6人となっている。
バーレーンGPは4月1日~3日に開催される。