F1 ニュース

投稿日: 2019.12.13 17:41

FIA会長、F1参戦チームの増加を望むも“質”を重視「健全な12チームで選手権を構成したい」


F1 | FIA会長、F1参戦チームの増加を望むも“質”を重視「健全な12チームで選手権を構成したい」

 トッドは、現在のF1における最大の問題のひとつは、上位を独占するビッグ3と、大きな中団グループ、そしてウイリアムズのような苦戦続きのバックマーカーという構造が固定化してしまっていることだと認めた。

「私は10の健全なチームよりも12の健全なチームの構成を選ぶ。ただし、それが健全な10チームと苦戦する2チームということなら必要ない。本当に適正なチームが加わると確信できるのであれば、私個人としてはぜひF1を12チームで構成したいと考えている」

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1最終戦アブダビGP

 だが、F1グリッドの枠を獲得し、続けていけるような有望候補は本当にいるのだろうか?

「参入に関心を寄せるチームはときどき現れる。正直に言って、これまでのところ堅実性を確信させてくれるようなチームには出会っていない」とトッドは認めた。

「私が予備的に言葉を交わした人たちのほとんどは、健全なビジネスモデルで運営していける枠組みを示すようなルールが見たいと話していた」

「ほかのスポーツと同じく、チームの保有によって事業価値を築いてほしい」

「そういう趣旨で、参入までのプロセスというのは、新チームの保有をいかに単なる情熱の追求で終わらせずに、優れた事業計画として成立させられるかなのだという話をした」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース