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投稿日: 2019.12.30 11:53
更新日: 2019.12.30 12:50

2019年F1ハッピーニュース10選:アルボンを助けたベッテル、「放っておいて」もらえないライコネン、ノリス好感度爆上げ


F1 | 2019年F1ハッピーニュース10選:アルボンを助けたベッテル、「放っておいて」もらえないライコネン、ノリス好感度爆上げ

■「放っておいて」ほしかったライコネン、300戦目の祝賀会をキャンセルできず

 モナコGPでグランプリ300戦目を迎えたライコネン。本人はお祝い等はしないでほしいと言っていたが、チームは結局ガレージでささやかな祝賀会を行い、ライコネンにケーキをプレゼントした。
ライコネン、300戦目はノーポイント「何をしても順位を上げられず。せめて雨が降ってくれれば……」

■ベッテルとハミルトンの尊敬し合う関係

 2019年、ベッテルは思うような結果を出せずに苦労するレースもあり、引退説までささやかれた。しかし長年のライバルであるハミルトンは、ベッテルへの尊敬の念を示し続けている。ふたりの関係は2019年には非常に良好に見え、シンガポールではハミルトンが優勝したベッテルのもとを訪れて祝福、アメリカではベッテルが6度目のタイトルを獲得したハミルトンがいる控室まで足を運んで祝意を伝えるなど、心温まるシーンが見られた。
ハミルトン、ベッテルの境遇に同情「フェラーリはルクレールを優先しつつある」
ベッテル、ハミルトンのもとを訪れ6度目のF1タイトル獲得を祝福「皆が称えるべき」

■エンジニアとの別れに泣き出すノリス

 最終戦アブダビが最後となるパフォーマンスエンジニア、アンドリュー・ジャービスのために、ノリスは彼の顔のイラストが入ったスペシャルヘルメットを用意。レース後のインラップで無線を通してジャービスが別れの言葉を言いながら涙声になるのを聞いたノリスは、最初は「泣いてるの?」と笑ったものの、すぐに自分も泣き出して「僕も泣いちゃったじゃないか」と言って別れを惜しんだ。
 この無線がSNSで広まり、ノリスの好感度がさらにアップ、もらい泣きしたというコメントが多数寄せられた。
【ブログ】Shots!一緒に戦ったエンジニアに感謝を。ノリスのスペシャルヘルメット

■アルボンを助けたベッテルとフェラーリ

 中国GPの金曜FP2終了直後、アルボンはブレーキ火災に見舞われた。ピット入口の計量台に向かわなければならず、ブレーキを冷やす時間がなかったことで、左フロントホイールで小さな出火が起きたという。同じく計量に呼ばれてすぐそばにいたベッテルが、フェラーリのメカニックに「トロロッソを助けてあげて」と声をかけ、フェラーリのメカニックたちは、トロロッソが駆けつける前に消火に当たった。
アルボン、ブレーキ火災の顛末を語る「フェラーリの人たちが親切にも消火してくれた」


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