投稿日: 2020.03.27 06:38
「アロンソとハミルトンはF1史上最強のラインアップだった」とマクラーレンの元ドライバー
autosport web
Translation: AKARAG
ふたりのドライバーによる愚かな行動と心理戦にもかかわらず、デ・ラ・ロサは彼らの間にはあるレベルの敬意があることを感じたという。
「彼らはコース上で常に最大限に敬意を払っていた。なぜなら彼らは相手がどれだけ優れているか分かっていたからだ。公にそのことについては決して語らなかったけれどね。彼らはお互いを大いに尊敬していたよ」と49歳のデ・ラ・ロサは付け加えた。
「彼らの間で、レーストラック上で何か問題のあることが起きたことはない。いつも激しいと同時に公平な戦いをしていた」
「押し出したり、フロントウイングを壊すなどといったことは何もなかった。ふたりの戦士がレーストラックで勇敢に戦っていたという感じだった。だからそれについて悪い思い出は何もないよ」
「ふたりとも極めて速く、才能に恵まれていた。ルイスはあの年にフェルナンドから多くを学んだと思う」
「彼(アロンソ)はレース中にいかに一貫性を保つか、タイヤだけでなくマシンをどのようにして労わるかということを特別クラスで教えていたようなものだ。それでフェルナンドは、テレメトリーやデータがルイスにとって有利に働いていると感じ始めた」
「そして彼はフリー走行では本来の速さでは走らなくなった。予選でいきなり速さを発揮するようになったんだ。ふたりの偉大な戦士の間では、多くの駆け引きが行われた」
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