更新日: 2020.12.23 09:08
【ブログ】Shots! 入国には一苦労も角田裕毅と佐藤万璃音、日本人ふたりの“奇跡”のF1テストで有意義な撮影
ここから、このコロナ禍のなかでバーレーンからアブダビまでの移動を振り返ってみようと思います。
そもそも、この中東3連戦に向かうとき、なんとなくヨーロッパに行く時と違う緊張感がありました。
というのも、日本から行く報道関係者は僕ひとりです。
世界中でどんどん感染が拡大しているニュースばかり。
もし、コロナに感染してしまって、味覚がなくなり、咳が出始め、高熱が出て、意識がなくなり……とかいう悪いイメージを出発前に考えてしまうと、とっても不安。
だから、極力考えないようにしてました。
でも、やっぱり、不安。必要以上のマスクを買い、消毒のジェルも3つ、除菌シートもたくさん。それでも、不安は消えませんよね。
そんな気持ちで出かけたバーレーンの2戦を終えての月曜の空港の様子です。
アブダビ政府とFIAの取り決めで、バーレーンからアブダビへの移動はチャーター便を使う前提での取材許可でした。
もちろん、料金は自分で払うのですよ! チャーター便と言っても、中身は普通のエティハド航空です。
この月曜1日で10便が飛びました。移動した人数は1248人。
チームとFIA関係、そしてメディア。
前の方の席から5列づつくらい呼ばれて、順番に降機します。
僕のところまですでに30分以上かかっていました。
この写真は、事前に配られたアブダビへの移動の方法が丁寧に書かれたPDFの1ページ。
飛行機を降りて、全員、このPCR検査場で検査を受けて、特別に示されたルートで荷物を受け取り外に出ます。
PCRの結果は携帯のSMSで送られてくるそうで、結果が出るまではホテルの部屋を出ることはならぬというお達しでした。
空港建物を専用の出口から出ると、メディア専用のバスが待っていて乗り込みます。
他の関係者を乗せたバス3台がまとまったところで、パトカーの先導でヤス島のホテルに移動します。
待ち時間が多くて、気の短いジャーナリストさんたちはプンスカしてました……
20分ぐらいでホテルに到着。迎えてくれたのは、ビニールの防護服着たホテルの人。
なんだなんだ……
荷物はバスを降りたところで預けて……
あんまりウエルカムじゃない雰囲気もあるんだけど、どうにでもしてくれていいから早く部屋に入って一休みしたかった感じ。
大広間の中、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、順番にチェックイン。
部屋に入って、その夜中の0:49にPCR検査、陰性のお知らせが来ました。
これで、部屋から出られます!
翌朝、ホテルのレセプションに行って、この画面を見せてアームバンドを付けてもらいます。
動いていいのは地図の赤い部分だけです。
カメラマンは、コース沿いも大丈夫なんですけどね。
黒い幕の外には行けません。まっすぐ行くと、Wホテル経由サーキットへ。
しっかりと、管理されていました。
ホテルの外観。
プールもあったりしていい感じなんですけど、僕は部屋で仕事してました。
日本から持ってきたカップヌードル系はすべてバーレーンで食べちゃったので、晩ごはんです。
なんとかサンド。2800円くらい……