投稿日: 2021.04.04 07:35
更新日: 2021.04.03 15:18
更新日: 2021.04.03 15:18
「ベッテルは心から尊敬する人」サインツ、レッドブルジュニア時代に知った温かい人柄を語る
autosport web
Translation: AKARAG
サインツが、マクラーレン時代にチームメイトのランド・ノリスと非常に仲が良かったことは、よく知られている。そしてフェラーリでの新チームメイト、シャルル・ルクレールともすでに良好な関係を築き始めているということだ。
ルクレールを尊敬しているというサインツは、その理由のひとつに、彼の精神的な強さを挙げた。2017年、FIA-F2に参戦していたルクレールは、アゼルバイジャンのレースウイーク直前に父親エルベを亡くした。しかし彼はレースに出場し、優勝を獲得した。
「僕は彼をとても尊敬しているし、僕たちは互いに尊敬しあっている」とサインツは言う。「つまり最初から良い基盤があるわけだ」
「彼のスポーツにおけるキャリア、才能、この数年にフェラーリで成し遂げたこと、F1で達成したことに、僕は敬意を抱いている。そして彼が乗り越えてきたことについても心から敬服している」
「シャルルに特別な過去があることを、僕は知っている。僕は父に対して大きな愛情を抱いているし、身近な人たちにも愛情を持っている。彼が乗り越えてきたことと現在の彼を、自分のこととして置き換えて見てみると、尊敬の念しかないよ」
「こう考えざるを得ないし、実際に口に出して言っている。『彼はいい奴に決まっている。興味深い人物に違いない』とね。だからこそ僕たちはうまくやれるのだと思っている」
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