フェルスタッペン「接触の後、4位まで挽回。戦略が正解だった」:レッドブル F1アブダビGP日曜
2016年F1アブダビGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは4位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=4位
自分の結果にもレースの展開にもすごく満足している。ターン1(でのスピン)の後、最後尾に落ちてしまい、そこからポジションを上げていかなければならなかった。そのために1回ストップに切り替えて全力を尽くした。それが最善の選択だったし、うまくいったからうれしい。
2回ストップのドライバーたちから攻撃されるだろうことは分かっていた。彼らの方がタイヤのライフが残っている状態だから、終盤セブ(ベッテル)を押さえ切るのは不可能だったと思う。それでも自分より1回多くピットストップをした人たちより前でフィニッシュできたんだから、この結果に満足すべきだね。しかも優勝にすごく近い位置だったんだから。
スタート直後に接触して、そのせいでスピンしたのは残念だった。でもあれは単なるレーシングインシデントだ。ああいうことは時には起こるものだ。
ルイス(・ハミルトン)は(タイトル争いのライバル、ニコ・ロズベルグのポジションを落とさせる狙いで)ペースを落として後続を押さえつけようとしていたのだと思う。僕も彼の立場なら同じことをしたと思うよ。タイトルを取るためならそういうことをやってみるべきだ。
ランキング5位を獲得することができてとてもうれしい。シーズンの間に何度かとてもいい結果を出せた。昨日の走行を終えた段階ではあまり満足していなかったけれど、今日はいい結果で締めくくれた。僕にとって特別なシーズンだった。来年が始まるのが待ち遠しいよ。もっと成功を収めたい。