投稿日: 2021.05.22 09:00
更新日: 2021.05.23 13:06
更新日: 2021.05.23 13:06
「目の前で小切手をちらつかせる話ではない」レッドブルF1代表、エンジン部門設立や人材獲得の“おもしろさ”を語る
autosport web
Translation: AKARAG
ホーナーは、F1の人材、もっとはっきり言えばメルセデスのスタッフに的を絞って新エンジン部門への加入を促したことで、レッドブルとしては「すぐに全力で作業に取り組める状態だ」と語った。
「彼らはIP(知的財産)を携えてくるわけではないが、HPPのベテランぞろいだ。長年のあいだにF1の標準となるようなエンジンをつくり出してきたのは彼らだ」とホーナーは指摘する。
「それは我々にとって素晴らしいことだ。まったくのゼロから、白紙の状態で始めるときには、こうしてできるだけ多くの才能を迎え入れるべきだ」
「私がシャシーの担当で入ったときとは別なチャレンジがある。そのときはジャガーのシャシーというベースがあり、弱点を見つけてそれに取り組む、というものだった。今回は完全な白紙から始まっている」
「これは、多くの側面において、より容易な作業だともいえる。自分たちの思いどおりにつくって、シャシーと完全に合体させるからだ」
「全体としての目的は、エンジンを開発してシャシーと合わせること。そこで両方を手がける相乗効果が表れるし、コスト削減も図れる。特に、今後パワートレインにもバジェットキャップ制度の影響が及ぶことは避けられないからだ」
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