更新日: 2016.12.02 15:44
「F1のペナルティには一貫性がなさすぎる」。不満募るサインツがFIAに批判的発言
「FIAは時々こういうことをする」。クラッシュの次の周にギヤボックスの問題でリタイアしたサインツは語った。
「彼(パーマー)は僕のレースを終わらせた。リタイアせざるを得なくなった」
「ロシアでは、彼をコース外に少し追いやっただけで、僕は10秒加算のペナルティを受けた」
「ふたつの行動がもたらした結果を見れば、今はペナルティにどれほど一貫性がないかが分かる」
「5秒加算ペナルティでは彼の人生はたいして変わらない。だけど彼は自分がミスをしたと100パーセント分かっているはずだし、FIAもそれを100パーセント分かっている」
「彼はもう少し注意深くなった方がいいよ。ここ2レースで2度もトロロッソのマシンに追突しているからね。この冬の間にちゃんと考えた方がいい」
サインツは、パーマーが追突したことによって自らのギヤボックスが故障したかどうかはっきりと分からないが、あの衝突の前には何の問題もなかったと主張している。
一方サインツは、トロロッソは金曜日のタイヤトラブルにうまく対処したと称賛、フリー走行で満足に走れなかったことを考えれば、決勝でのパフォーマンスは悪くなかったと語った。金曜、ダニール・クビアトのタイヤがパンク、原因究明のため、チームは走行を取りやめた。
「問題解決のためにチームがいい仕事をしてくれた」とサインツ。
「とても難しい週末だったけど、リタイアするまではルノー、ザウバー、マノーに勝っていた。(僕らはプラクティスで)ほとんど走行していなかったのにだ。だから喜ばなくちゃいけないね」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています