投稿日: 2021.06.23 16:06
更新日: 2021.06.23 18:17
更新日: 2021.06.23 18:17
苦手なポール・リカールでPUパフォーマンスの向上を実感「チーム全体も底上げされた」/ホンダ本橋CEインタビュー
取材・まとめ 柴田久仁夫
2021年F1第7戦フランスGPではレッドブル・ホンダが3連勝を果たす一方で、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが今回も予選で6番グリッドを獲得、レースではややペース不足に苦しみながらも7位入賞を遂げた。「ポール・リカールはチームにはちょっと苦手なサーキットだった」とホンダF1の本橋正充チーフエンジニアは語り、実際、初日金曜日はマシンバランスに苦しんだ。しかし予選、レースに向けた大幅なセットアップ変更が功を奏し、ガスリーは6戦連続となる入賞を遂げた。
一方の角田裕毅は予選Q1でクラッシュ、ピットレーンスタートとなったレースは序盤から積極的に攻め、最後は13位まで順位を上げた。クラッシュに関しては、大幅なセットアップ変更で「マシン特性が大きく変わったこともあった」と理解を示しつつ、成長を待ち望んでいるようだった。