更新日: 2016.12.08 16:30
「自分にプレッシャーをかけ、打ち勝った」リカルド、16年はF1デビュー以降のベストシーズンと語る
リカルドは、2016年の一番重要な出来事として、より自分を高めるためプッシュした結果、自身初となるポールポジションを獲得したモナコGPの予選を挙げた。
「今年は自分にとって重要な予選が3つあった。思い出すのは中国GP。それにスペインGPとモナコGPも素晴らしかったね」と述べた。
「その中でもベストな予選はモナコでのポールポジションラップだ。マレーシアでの優勝よりも強く思い出に残るかもしれないね。アタックラップの走りは本当にエキサイティングだった!」
「僕のトレーナーや他の何人かには、ポールポジションを絶対に獲る、とこっそり話していたんだ。そうして自分にプレッシャーをかけた結果、本当にポールが獲れたときは最高の気分だったよ」
「タバココーナーからスイミングプールにかけて、予選でのあの5秒間の走りが”ベスト5秒”オブザイヤーだ!モナコでのポール獲得は、17年に向けても良いモチベーションになったよ」と語る。
だがリカルドは、もしマレーシアGPで優勝していなかったら、スペインGPとモナコGPで惜しくも勝ちを逃した16年シーズンについて、今とは違う感想を持っただろう、と認める。
「もし1度も優勝できなかったら……つまりマレーシアGPで勝っていなかったら、今年を振り返ったとき、何度か優勝すべきだった。と言っただろうね」と彼は語った。
「だけど、あの優勝があるからこそ、もっと良く走れたはずだとか、2回か3回勝てたはずだ、とは言わない。初めてポールポジションを獲った。表彰台の一番上にも上った。素晴らしいことだよ」
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