F1第10戦イギリスGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=優勝
この1週間、全力を尽くし、ファクトリーで作業にあたり、チームとともにこのマシンのパフォーマンスを引き出すために努力した。ライバルからの遅れを取り戻さなければならない状況のなかで作業に取り組み続けた皆を、心から誇りに思う。
今日もいつもどおり、レースへのアプローチの仕方、特にマックスとのバトルについて、慎重に動くよう心がけた。彼はとてもアグレッシブだった。でも僕はあの時、彼に完全に並んでいた。そして彼は僕にスペースを与えなかったんだ。
ペナルティに納得するかどうかは別にして、それを冷静に受け止めて、レースに取り組み続けた。
その時、こう思っていた。「観客の皆は国歌やイギリス国旗とともに週末を楽しんでいる。僕はその邪魔は絶対にしないぞ」とね。
バルテリの素晴らしいチームワークとチームの努力なしにはこの結果は達成できなかった。本当に感謝しているし、チームやファンのためにこの結果を出すことができて幸せだ。
(会見で語り)もちろん、僕が望んでいるレースの勝ち方ではないし、レースのやり方でもない。だけどこういうことは時には起こる。
(レースが終わってから)マックスが病院に行ったと聞いて、心配している。誰かにけがをさせたいと思っている人間なんていない。元気だと確認するために後で連絡を取るつもりだ。
(Sky F1に語り)僕としては、彼はあれほどアグレッシブになる必要はなかったと考えている。
僕はペナルティを受けたけれど、こういう場合、どちらかひとりだけの責任ということはあり得ないと思う。常に、ふたりの間のバランスの問題なんだ。
最後まで彼とホイール・トゥ・ホイールのバトルができればよかったと思うよ。彼とレースをするのは楽しいからね。これからのレースも楽しみにしている。でも、僕は誰かから引き下がるようなことは絶対しない。アグレッシブさを抑えるよう強いられるようなことも、もちろんない。