更新日: 2021.08.01 19:20
F1第11戦ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 予選=4番手
予選で走るなかで、順調に進歩していたと思う。大きな可能性を感じていただけに、最後のラップを走ることができなくて、本当に残念だった。あの時、時間の余裕がたっぷりあると思っていたが、残念ながらそうではなくて、最後のアタックに入れなかった。
今日はメルセデスが強いだろうことは分かっていた。でも明日、彼らに大きなプレッシャーをかけていきたい。彼らとは戦略が違う。スタートが楽しみだよ。このサーキットは、ひとつかふたつコーナーをうまくやれれば、ラップタイムが大幅に上がる。理想としては、彼らの前に出て、ポジションを維持したい。レースは長いから何が起きてもおかしくないよ。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
今週末を通して、僕らは少し遅れをとっている。予選も状況は同じだった。Q3では自分のQ2でのタイムより遅くなった。どういうわけか、同じグリップを得られなかったんだ。路面の関係なのか、タイヤの関係なのか分からない。でもプッシュし続けるなかでバランスが完璧ではなかった。このサーキットは次々にコーナーが続くレイアウトで、ひとつのコーナーで感触が良くないと、次もいい感じにはならない。
最後のランで少しラップタイムを失ったが、アウトラップをもっと速く走り、バランスがもう少し良かったとしても、ポールには届かなかっただろう。
3番手は望んでいた位置ではないし、満足はできない。でもチェコ(ペレス)がすぐ隣にいるから、決勝で何ができるか見ていこう。
ソフトタイヤでスタートするのがいい戦略なのかどうかは明日分かるだろう。明日はかなり気温が高くなりそうだ。ソフトタイヤはミディアムほど長持ちしないだろう。でもスタートの蹴り出しでは有利になる。
このサーキットではスタートがとても重要だから、うまく決めて、最善の結果を出すために戦うよ。
(会見で、Q2をソフトタイヤで通過した理由について語り)他のドライバーたちがソフトで走ってタイムを更新していた。僕のミディアムでのラップタイムではトップ10に残れるかどうか際どいところだった。それで、(ソフトタイヤで)タイムを記録することを決めた。
(2回目のランをミディアムでいくかどうかについては)チームと話し合った。彼らは(ミディアムではなく)ソフトで行って、新しいミディアムを残すことを望んでいた。あの時、大勢がラップタイムを更新していた。(ミディアムでも)通過できたかもしれない。100分の2秒とか3秒の差で通過したかもしれないけれど、そういうリスクは冒したくない。それでチームは(ソフトでの)ラップを走り切るよう指示した。
僕は基準となるようなロングランをしていないけど、明日はかなり気温が上がるだろう。そうなると当然、ソフトタイヤはミディアムほどは持たない。でもスタートで多少アドバンテージを得られるかもしれない。正しかったか間違っていたかは決勝後に分かるだろう。今の時点ではいいことだったのかそうでないのかは判断できない。
(Q3最後のランでは前のメルセデス2台に抑えられるような形になり、アウトラップが遅くなったことが結果に影響したかと聞かれ)どうだろう。タイヤは少し冷えていたけれど、タイヤの温度をもう少し上げることができていたとしても、0.4秒を稼ぎだすことはできなかっただろう。
(イギリスGPでのクラッシュの話題を持ち出され)もうその話はやめよう。それに関する質問はうんざりするほど受けた。ばかげているよ。木曜は、ずっとこのくだらない質問に答え続けたんだ。もう終わりにしてもらえないかな? 僕たちはレーサーだ。レースをする。ハードに、でもフェアにレースをするつもりだ。互いにプッシュし合うだけだよ。