更新日: 2021.09.11 03:02
ボッタスが最速、メルセデスは最前列を独占。角田はトラックリミット違反で17番手【予選レポート/F1第14戦】
Q3は18時48分に開始。路面温度は30度まで下がってきている。
開始直後にメルセデスAMG勢がボッタス〜ハミルトンの順でコースインすると、レッドブルもペレス〜フェルスタッペンの順でコースイン。ペレスは中古タイヤで、同じく新品が1セットしか残っていないアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)はピットで待機し、それ以外の8台が新品ソフトでアタックを行う。
ここでもハミルトンが1分19秒949でトップタイムを記録するが、フェルスタッペンも0.017秒差の2番手につけ、3番手には0.065秒の僅差でノリスがつける。ボッタスはロッジアの切り返しで挙動が乱れターン5出口でグラベルにタイヤを落とし5番手。
残り3分を切ったところで各車が最後のアタックへと向かう。レッドブルの2台が先陣を切り、メルセデスAMG勢はやや遅れて最後尾でコースへと入る。当然いずれもエースドライバーが後方でアタックを行う。
各車とも余裕を持って残り1分で前走車と充分なギャップを持って最終アタックへ。
ここでフェルスタッペンはタイムを更新できず、ボッタスが1分19秒555でトップタイムを塗り替え予選スピードキングの座を掴み取った。ハミルトンは1分19秒651まで縮めたものの0.096秒届かず2番手。ノリスとリカルドはともにタイムを縮めて1分19秒台に入れたものの僅かに届かず、フェルスタッペンは3番手となった。6番手ガスリー、7番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、8番手ルクレール、9番手ペレス、10番手ジョビナッツィという予選結果となった。