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投稿日: 2017.01.26 07:00
更新日: 2017.01.26 07:08

F1改革を目指すロス・ブラウン、DRS撤廃を検討か「人工的な競争をファンは望んでいない」


F1 | F1改革を目指すロス・ブラウン、DRS撤廃を検討か「人工的な競争をファンは望んでいない」

 正式にF1のモータースポーツ担当マネジングディレクターに就任したブラウンは、2014年に最終戦のみポイントを2倍にしたことや、2016年シーズン序盤に導入された予選の新フォーマットに批判的な発言を行った。

「短期的な対策で、思慮に欠ける反応だ。まさに我々が取るべきではない行動だ」とブラウンはBBC Sportsに対して語っている。

 人工的な競争に否定的な考えを持つブラウンは、メルセデスの独走を何とかして妨げようとするのは分かるが「人工的な試みでチームの競争力を損なうというのは悲惨なことだ。ファンはそんな、でっち上げの解決法など簡単に見破ってしまう」とtelegraphに対して述べた。

「DRSは一般的に人気がない。ドライバーがコクピット内でボタンを押して前のマシンを抜いていると、ファンは知ってる。それが本当に彼らが見たがっているものなのだろうか?」

 ブラウンは、オーバーテイクを促進するために、もっと他の方法があるのではないかと考えている。

「人為的なソリューションを取り入れないようにする必要がある。ドラッグ・リダクション・システム、これが人為的であることは誰もが知っている。もっと純粋な解決法を見つけなければならない」とブラウンが語ったとBBCは伝えている。

「解決法を検討する必要がある。私にはアイデアがある。まずはチームとそれを共有すべきなので教えることはできないが、我々が検討すべきアイデア、2018年か2019年に実際に使い始めなければならないアイデアがある」 


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