投稿日: 2022.11.10 11:32
【松田次生のF1目線】アメリカGP&メキシコGPで光ったハミルトンの走りとメンタルの強さ
Tsugio Matsuda
フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、2022年シーズンはMOTUL AUTECH ZでスーパーGT GT500クラスを戦い、全日本スーパーフォーミュラ選手権ではチーム監督としてKCMGを率いた松田次生が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は第19戦アメリカGP、そして第20戦メキシコGPの2戦を振り返ります。
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アメリカとメキシコの2連戦で優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、一昨年のルイス・ハミルトン&メルセデス状態にありますね。いまやセルジオ・ペレス(レッドブル)でも勝てなくなってきています。F1が面白くなくなってしまうほどの強さです。
その一方で、この2戦でもっとも光っていたのはハミルトンではないでしょうか。メキシコの予選ではチームメイトのジョージ・ラッセル(メルセデス)が上回りましたが、ハミルトンの「勝ちたい」という気持ちは伝わってきました。