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投稿日: 2016.03.06 12:37
更新日: 2016.03.07 12:45

ホンダF1総責任者 長谷川氏インタビュー「信頼性が証明できた」


F1 | ホンダF1総責任者 長谷川氏インタビュー「信頼性が証明できた」

――長谷川総責任者にとって、今回のテストは総責任者としての初仕事でした。
長谷川総責任者「チームのオペレーションの状況や進め方、技術的な課題を把握することが今回のテストでの重要な仕事だったので、その点に関しては、ずいぶん理解が進みました。例えば、今回ここで走らせたパワーユニットというのは、私がこのポジションに就く前に、さくらの技術者たちが開発したもので、実際には私はまったく関わっていません。でも、その方向性が間違っていなかったことが確認でき、彼らが信頼に耐えうるメンバーだということがわかったことは率直にうれしい。これから、さくらに帰って、みんなと相談しながら、仕事を進めていこうと思います」

――今シーズンの目標を聞かせてください。
長谷川総責任者「コンスタントにQ3を目指すことです。それはイコール、毎レース、ポイントを目指して戦うポジションにいるということです。まずは最低限そこを目標にしなければなりません。『14位を目指して頑張ります』というのはあり得ない話ですから。もちろん、テストでのベストタイムだけを見れば、それが簡単なことではないことはわかっていますが、このマシンにはそれだけのポテンシャルがあるし、マクラーレンにはそのレベルまでパフォーマンスを引き出してくれる優秀がスタッフがいるので、やってくれると信じています」

――パワーユニットを供給しているホンダとしての目標は?
長谷川総責任者「もちろん、チャンピオンであるメルセデスに勝ちたい。そこを目標にしなければ、ホンダとしてF1に参戦している意味はない。やはり、ターゲットはナンバーワンのパワーユニット、エンジンを供給すること。ただ、それもいますぐ達成できる現実な目標ではなく、エンジニアとしてのターゲット。ですから、いつ超えますと宣言するつもりはありません」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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