【ル・マン現地ルポ1回目】走行距離85km、お値段2億ユーロのフェラーリ288 GTOがお目見え
答えは微妙。リフトを埋めた部分だけ再舗装してあるのかと思っていましたがそうではないようです。でも他のピットと見比べたところ、アウディが使用したピットだけ再舗装がされているようです。皆さんどう思います?
そのアウディからコルベットへ移籍したマルセル・ファスラーさん。熾烈極めるLM-GTEプロクラスでぜひ頑張ってほしいものです。
マーシャルカーは昨年までアウディが供給していましたが、今年はBMWが担当。すでにル・マン24時間カラーのセーフティカーがお目見えです。
ただし、おそらく本番にはもっとすごいクルマがマーシャルカーとして登場するのではないかと思いますよ。
こちらも搬入中のひとコマ。右は懐かしのジャンカルロ・フィジケラさんがドライブするLM-GTEプロクラスの82号車です。しかし、このフェラーリ488 GTEはどうでもよく、重要なのは左のフェラーリ288 GTOです。
あのピニンファリーナさんがデザインした美しいフェラーリですが、なんとこのクルマ、走行距離がたったの85km。ル・マンではなく別の博物館で展示するため輸送中だとか(どこかは聞きそびれました)。ちなみに値段を聞いたら「2億ユーロ(約249億円!)くらいだな」とおっしゃっておりました。
スーパーマーケット“カルフール”にル・マン24時間仕様のショッピングバッグが登場。お求めやすい2ユーロ50セント(約311円)となっております。ル・マンに観戦に来られる方がいらっしゃいましたらお土産にいかがでしょう?
さぁ、続々と搬入が進む『第85回ル・マン24時間レース(まだテストデー)』。明日からはサーキット内での車検がスタートします。
ワークスチームのLMP1クラスはもちろん、バラエティーに富むLMP2クラスなど見どころ満載。土曜日には恒例の全車集合写真もあります。クルマが走行するまで、まだまだ時間がありますが、皆様それまでの間どうか健やかにお過ごしください。それではまた。
(Shimpei Suzuki)