2018.03.11
ハロが付いたマシンに乗り込むのは大変/第2回F1合同テスト 現地情報2回目
雨の日も風の日も文句ひとつ言わない彼らも、ある意味では適材適所? トロロッソは遊びで作ったこのカートゥーンキャラクターを随分活用していましたね。インタビューのためにピットガレージに裏に行ったら、これが置いてあったので「今日はノーコメント?」なんて冗談も。
そんな雰囲気の良いトロロッソのホスピタリティでは、オーストリア人シェフがイタリア人のために美味しいイタリアンを作っているのですが、僕もちゃっかり頂いてしまいましたがこれがパスタもちゃんとアルデンテで絶品でした(ゲルマン系のパスタはフォークで切れるくらいブニョブニョなのが普通)。
さらにホンダのクルーのためにお寿司や天麩羅やお味噌汁まで作って特別にサーブしてくれて、その気遣いと歓迎ムードが嬉しいですね。オーストリア人の考える和食なので微妙に違うものもあったりしますが(苦笑)、それも「ぜひ感想を聞かせて欲しい」と学んで成長したいという意欲が旺盛で、マシン作りだけでなくこんなところにもトロロッソとホンダのお互いの歩み寄りによる融合は進んでいるんですね。
メルセデスAMGのピットガレージには、ドヤ顔選手権なら圧勝しそうなルイス・ハミルトンさんの写真が鎮座していましたが、このままでは本戦の選手権の方もメルセデスAMGに圧勝されてしまいそうな勢い。そうならないよう、他チームの皆さんには頑張って頂きたいものです。といったところで、すっかり春めいてきたバルセロナからお別れ。2週間後のメルボルンではいよいよシーズンが開幕です。