2017.09.15
MotoGP現地トピックス:全クラスの決勝がフルウエットレース。3日間で140回の転倒が発生
終盤戦に入って精彩を欠くアンドレア・イアンノーネ。今大会も予選21位、決勝はレインスーツの不具合でリタイアと散々。ホームレースの快走に期待したチーム、ファンもがっかり。
チャンピオン争いに加わっているダニ・ペドロサは、ウエットコンディションでまったくタイヤが温まらず苦戦。いいところなく14位に終わり、チャンピオンシップでも大きく後退した。
Moto2クラスは、ドミニク・エガーターが3年ぶりの優勝を達成。2位にもスイス人で総合2位のトーマス・ルティと、スイス人のワンツーは初めての快挙だ。
エガーターはひさしぶりの優勝に満面の笑み。総合首位のフランコ・モルビデリが転倒リタイアに終わり、9点差につめよったルティも大喜びだった。
優勝したエガーターは、「トーマスが後ろにいたので最後までプッシュした。優勝できるチャンスだったしね」とチームスタッフと喜びを爆発させていた。もっとも雨の降りが強かったMoto2クラス。いつ転んでもおかしくないコンディションだった。