まさかのオーランド・ブルーム登場に大興奮/ふとりカメラマンのフォーミュラE現地ルポ2
スタート前のグリッドウォーク風景です。今回は、グリッドガールでななく、グリッドキッズになっていました。
前回の香港では、スタート直後の1コーナーを撮るべく、撮影スポットの争奪戦が行われましたが、今回は平和。
ただ、柵をよじ登り、カメラを固定して撮影される方の姿も。モラル違反ですし、万が一、コース側にカメラが落ちたらと思うと……いろいろな意味で怖いです。
そして、決勝ではセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)がスタートを決めて1コーナーへ!その後の順調に首位を走っていました。
2周目、アレックス・リン(DSヴァージン)とアプトが接触。
ブエミ、サム・バード(DSヴァージン)、ローゼンクビストの三つどもえの戦いがどうなるのか、気になって仕方がありませんでしたが、ここで1コーナーから移動し、表彰台セレモニーが行われる場所へ移動します。こちらの撮影スポットの取り合いは激戦でした。
スーパーポールでミスがあり、3番手からスタートしたローゼンクビストが2連勝達成! 喜び爆発です。
モロッコはイスラム教圏だからでしょうか、表彰台でのシャンパンファイトはありませんでした。チームみんなでお祝いです。マヒンドラチームの勢いが止まりません。
2017/18年のフォーミュラEは、ローゼンクビストが3戦中2勝でドライバーズタイトル首位! 4ポイント差でバードが追う展開です。
さらにジャン-エリック・ベルニュが安定して結果を出しランキング3位に。4位には、フォーミュラE初代チャンピオンのネルソン・ピケJr.。今季からジャガーに移籍して上位に食い込んでいます。
一方、気になるのはシーズン3チャンピオンのディ・グラッシ。いまだポイントなしです。前チャンピオンがどのように巻き返しを図るでしょうか。
次戦、フォーミュラE第4戦は初開催となる南米チリのサンティアゴ。3週間後の2月3日(土)に開催されます。
(Mitsuaki Futori)