更新日: 2024.05.28 21:30
誰もが望んだ再開……。ラーソン未出走、降雨コールドの“ダブル”はベルが勝者に/NASCAR第14戦
「天候によって物事が大変なことになるだろうことはずっと前から分かっていたが、それが現実になると恐ろしい気持ちになる」と続けたラーソン。
「日曜までは、本当に僕の人生で最高の経験のひとつだった。夢を実現するために皆が僕をサポートしてくれたことに、どれほど感謝しているか言葉では言い表せない。これが“ダブル”を試す最後の機会でないことを願っているが、もしそうだとしたら、それは思い出深いものになったと思う」
「人生で最高の日のひとつになるだろうと思っていた日は、すぐにこれまで経験したなかでもっとも残念な日のひとつになってしまった。この経験には多大な時間、お金、労力が費やされたが、すべてがこのようなかたちで終わってしまうのは本当に残念だ」
「スピード違反で“取り締まられた”インディカー17号車のクルー、僕の家族、友人、ファン、そして過去8カ月の旅を追ったドキュメンタリークルーの皆……とても多くの人を失望させてしまったような気がする。改めてリック・ヘンドリック、ジェフ・ゴードン、ヘンドリック・モータースポーツのクルー全員、そして僕を歓迎してくれたアロウ・マクラーレンやインディアナポリス・モーター・スピードウェイ、そして楽しんでくれた参加者の皆に感謝している」
併催されたNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第11戦『ノースカロライナ・エデュケーション・ロッタリー200』は、終盤のフレッシュタイヤと迅速なピット作業を活用したニック・サンチェス(レブ・レーシング/シボレー・シルバラードRST)が、10番手だった残り9周のリスタートから大逆転での今季2勝目を達成。
同じく併催のNASCARエクスフィニティ・シリーズ第12戦『ベットMGM 300』は、日曜のカップ戦でもラップリードを記録して7位に入ったチェイス・エリオット(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)が、今季初のエクスフィニティ戦でシャーロット初勝利を飾っている。