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投稿日: 2017.11.28 18:02

FIA F2:プレマ・セオドールレーシング 2017年第11戦アブダビ レースレポート


海外レース他 | FIA F2:プレマ・セオドールレーシング 2017年第11戦アブダビ レースレポート

フィーチャーレース

 ナイトレースとなるフィーチャーレース。フォコはスタート大失敗でせっかくの好ポジションを無駄にしてしまう。シャルルも良いスタートとは言えず序盤は7-8番手からの追い上げとなってしまった。

 タイヤのコンデションが落ち着いてくる4周目以降、ふたりのドライバーによるいつものオーバーテイクショーが始まり、ポジションを次々と上げていく。

 7周目、フォコがタイヤ交換。12番手でコースに復帰。その後もシャルルの如くラップ毎に順位を上げていく。

 一方のシャルルは9周目に#3ニック・デ・ブリーズ(レーシングエンジニアリング)をロックオン。そして11周目、シャルルはついに待望のトップに立つ。

 その後のシャルルは更にプッシュし、自らのタイヤ交換時にロスタイムを最小限に抑えるべくリードを広げる。

 31周レースの23周目の終了時点でピットイン。タイヤを換えて5番手でコース復帰。タイヤが温まるとすぐに追い上げを開始し3番手へ。フォコも5番手に上がる。

 トップを行く#9オリバー・ローランド(DAMS)とシャルルの差は15秒前後。その間にフォコが4番手に上がる。

 結局、最終ラップまでにトップとの差は縮まらず、シャルルは3位、フォコは4位でチェッカーと思われたフィニッシュライン直前。シャルルが急減速しフォコに3位ポディウムをプレゼント。

 これでオリバーが優勝、2位がマルケロフ、3位フォコ、4位シャルルと思われたその1時間後、再車検でテクニカル問題が指摘され、なんとオリバーとフォコの記録が抹消。一転してマルケロフが優勝、2位シャルル、そして3位にギオットと言う順位に入れ替わり、これがチームタイトル争いにおいてプレマ・セオドールを一気に不利な状況へと追い込んだ。

 このレース前はプレマ・セオドールが347点・DAMS345点・ロシアンタイム341点と僅差で3チームが競っていたが、このロシアンタイムの1-3位フィニッシュとプレマ・セオドールの2位のみのポイント差はあまりにも大きく、ロシアンタイム385点V.S.プレマ・セオドール365点と一気に20点差へと開いてしまった。

 DAMSの取りこぼしは更に大きく355点となり事実上、この段階でチームタイトル争いから脱落した。


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