投稿日: 2018.04.06 22:15
更新日: 2018.04.06 22:16
更新日: 2018.04.06 22:16
F2開幕戦に臨む福住仁嶺「今年はセッティング能力を学んで結果を積み上げていく」
Kunio Shibata
──違うクルマでふたつの選手権を戦うというのは、ドライバーとしては成長の糧になる?それともひとつに専念できるなら、その方がいい?
福住:ひとつがいいと思います。たくさん走った方が経験値は上がると思いますけど。たとえば8月9月には4週間、SFとF2を交互にぶっ通しで乗り換えるんですね。そういう時は本当は、できれば1種類だけにしたい。今回もSFのテストを終えたばかりで、バーレーンにきたんですね。F1のフリー走行をニュータイヤで走り出した時、もしタイムが出なかった場合、僕の走りが適応できてないのか、クルマがちゃんと仕上がってないのか、なかなかわからないと思うんです。
──今季に向けては?
福住:毎年同じ決意ですけど、最良の結果を出すことですね。今年もチームメイトが速いし、まずは彼の前を走りたい。
──F2の難しさは?
福住:SFもそうですけど、クルマをちゃんと作ることですね。もちろんドライビングでカバーできる部分もありますけど、基本はやっぱりセッティング能力ですから。なので今年の課題は、もっとクルマのことを勉強して、どうやったらどうなるのかをしっかり理解する。それができないと、F2ではやっていけないと思ってますので。
──今季の目標は?
福住:まずは第1レースで勝ちたいです。結果を積み上げて、上に行く。
──それができそうな感触は?
福住:テストの感触が続けば、はい。