更新日: 2018.04.24 23:36
TOYOTA GAZOO Racing NASCAR ミシガン レースレポート
NASCAR XFINITY SERIES
第23戦 Road America 180
開催日:8月27日
今季3度目のロードコース戦でダニエル・サレスが4位
8月27日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第23戦『Road America 180』が米国北部ウィスコンシン州エルクハートレイクのロードコース、ロードアメリカで開催された。エクスフィニティ・シリーズではロードコース戦は年間3戦スケジュールに組み込まれており、今大会はその3戦目となる。
26日(金)に行われた予選で、ロードコーススペシャリストとして第21戦ミッドオハイオに続く今季2度目のスポット参戦となるオーストラリア人ドライバー、オーウェン・ケリーが4番手、シリーズフル参戦2年目でランキング2位につける24歳のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが5番手。ルーキーイヤーながら今季シリーズ最多の3勝を挙げている20歳のエリック・ジョーンズが初めて走るコースながら10番手グリッドにつけた。
27日(土)午後2時15分に、アップダウンに富んだ1周4.048マイルのロードコースを45周(182.16マイル:約290km)して競われる決勝レースがスタートした。エリック・ジョーンズはスタート直後の混乱を避けようとしたハードブレーキングでタイヤにフラットスポットを作ってしまい、2周目に予定外のピットインを強いられ、23位へと後退。
1周が長く、グリーン下でピットインしても周回遅れにならないロードコースならではの、各チームの様々なピット戦略により目まぐるしく準位が入れ替わったが、サレスとケリーは上位をキープ。エリック・ジョーンズも追い上げ、終盤にはトップ10圏内まで復帰した。
残り2周というところで発生したイエローコーションによりレースは延長、最後の2周の“オーバータイム”で競われることに。サレスが2位、ケリーが5位、エリック・ジョーンズが10位で残り2周の再スタートを切ったが、エリック・ジョーンズはスピン、ケリーも上位を争う中で接触を喫しコースオフ。サレスは2つポジションを落とすも、4位でチェッカーを受け、第20戦ワトキンス・グレンに続き、ロードコースでのトップ5フィニッシュを果たした。
次戦第24戦は9月3日(土)、ダーリントン・レースウェイで行われる。
ドライバー ダニエル・サレス:
「最後は私の腕に問題が出てペースが上げられなくなり、これまでで最も厳しいレースのひとつとなってしまった。それでも5位でフィニッシュ出来たというのはまずまずだ。サポートしてくれた全ての人に感謝したい」
■NASCAR XFINITY 第23戦 Road America 180 レースハイライト