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投稿日: 2016.09.13 16:15
更新日: 2016.09.13 16:48

TOYOTA GAZOO Racing NASCARリッチモンド レースレポート


海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing NASCARリッチモンド レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第25戦 Virginia529 College Savings 250
開催日:9月9日

カイル・ブッシュがレースを支配し今季8勝目
“トヨタ・カムリ”ワン・ツーフィニッシュ

 9月9日(金)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第25戦「Virginia529 College Savings 250」がリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催された。

 年2戦行われているリッチモンドではトヨタは過去7勝。うち3勝をカイル・ブッシュが挙げている。

NASCAR XFINITY SERIES カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)
NASCAR XFINITY SERIES カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)

 9日(金)午後7時45分に1周0.75マイルショートオーバルを250周(187.5マイル:約300km)して競われる決勝レースがスタート。

 予選で7番手と出遅れたカイル・ブッシュはじりじりと順位を上げていき、25周目過ぎにはトップ5入り。49周目にスピン車両によるこの日最初のコーションが出されると全車ピットへ向かい、ここで素晴らしいピット作業に助けられたカイル・ブッシュが首位に立った。

 カイル・ブッシュはピットでのセッティング変更も奏効し、その後は独走態勢に。チームメイトのエリック・ジョーンズが2位へと浮上、ダニエル・サレスもトップ5へと上がってきた。

 この日はイエローコーションの少ないままレースが推移。独走のカイル・ブッシュは後続を大きく引き離し、ショートオーバルという事もあり、次々に周回遅れを増やしていった。

 この日2度目のコーションが出された164周目の時点で、カイル・ブッシュは2位のエリック・ジョーンズに7秒以上の大差をつけ、首位と同一周回車両は僅か8台となっていた。

 コーションからの再スタートは3ワイド、4ワイドの混乱があったものの、得意の再スタートでこれを制したカイル・ブッシュは再び独走。2位のエリック・ジョーンズに6.5秒もの大差でトップチェッカー。全250周のうち197周で首位を独走する速さで圧勝。今季14戦目のシリーズ参戦で8勝目を挙げた。

 また、カイル・ブッシュは自身の持つシリーズの最多記録を84へと伸ばすこととなった。

 エリック・ジョーンズは2位で続き“トヨタ・カムリ”が1-2フィニッシュを果たした。

 次戦第26戦は9月17日(土)、シカゴランド・スピードウェイで行われる。

ドライバー:カイル・ブッシュ

「ここまでの圧勝は予想していなかった。チームの信じられないほど素晴らしいピットストップのおかげだ。練習走行からあまり上手く行かず、予選でも7番手止まりと、あまり決勝に期待は持てなかった」

NASCAR XFINITY SERIES カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)
NASCAR XFINITY SERIES カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)

「決勝スタートでもオーバーステア症状が酷く、何とか4位に上がるのが精一杯だった。しかし、クルーが素晴らしいピットストップで首位に上げてくれると共に、クルーチーフのセッティング変更も効を奏した。後はただ走り続けるだけだった」

■RECAP: ‘Rowdy’ rolls in Richmond


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