更新日: 2019.03.13 20:37
TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第3戦ラスベガス レースレポート
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第3戦ラスベガス
カイル・ブッシュ、地元ラスベガスでの“スウィープ”ならず
NASCARは第3戦、アメリカ西海岸へと舞台を移し、カイル・ブッシュの地元、ラスベガスで開催されました。カイル・ブッシュは地元での全レース制覇を目指し開催された3シリーズすべてに出場し、金曜日のトラック・シリーズ、土曜日のエクスフィニティ・シリーズで勝利。トラックはトヨタ・タンドラが開幕3連勝、エクスフィニティではトヨタ・スープラが2連勝となりました。
しかし、日曜日のカップ・シリーズ戦ではカイル・ブッシュは首位を走行しながらピットレーン速度違反のペナルティで後退。追い上げましたが3位でレースを終え、3シリーズ制覇“スウィープ”はなりませんでした。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第3戦 Pennzoil 400
開催日:3月3日
カイル・ブッシュ、地元ラスベガスでの“スウィープ”ならず
3月3日(日)、アメリカ西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第3戦Pennzoil 400が開催されました。
開幕戦デイトナ、第2戦アトランタとNASCARが主に転戦するアメリカ東部での連戦のあと、舞台はアメリカ西海岸での3連戦へと移ります。西海岸3連戦の初戦はラスベガス。
この週末、カイル・ブッシュは自身の出身地ラスベガスで、カップ・シリーズだけでなくエクスフィニティ・シリーズとトラック・シリーズの3カテゴリーすべてに出場。カイル・ブッシュは2010年と2017年にブリストルで、NASCAR史上彼しか成し遂げていない、同一週末の3カテゴリー全戦勝利“スウィープ”を果たしていますが、地元のラスベガスでもこれを達成すべくこの週末に臨み、金曜日のトラック、土曜日のエクスフィニティで見事勝利。地元での初“スウィープ”なるかに注目が集まりました。
予選では、開幕戦デイトナを制し既にプレーオフ進出を決めているデニー・ハムリンが最前列2番手グリッド。カイル・ブッシュが3番手と好位置から決勝に臨むこととなりました。
3日(日)午後12時18分、1.5マイルオーバルを80周、80周、107周の3ステージ合計267周(400.5マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。
2、3番手スタートのハムリンとカイル・ブッシュは序盤首位を争い、その後はややハンドリングに苦しみながらもトップ5圏内をキープ。一方、18番手、23番手と後方スタートを強いられたエリック・ジョーンズとマーティン・トゥルーエクス・Jr.も徐々にポジションを上げ、ステージ1はカイル・ブッシュが2位、ハムリン4位、エリック・ジョーンズ5位、トゥルーエクス・Jr.が7位と4台揃ってトップ10でポイントを獲得しました。