更新日: 2019.04.11 11:12
TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第8戦ブリストル レースレポート
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第8戦ブリストル
スタート直後の接触から怒涛の追い上げで
カイル・ブッシュが今季3勝目!
“世界最速のハーフマイル”ブリストルで行われたNASCARカップ・シリーズでは、スタート直後に接触されてポジションを落としながらも猛烈な追い上げをみせたカイル・ブッシュが今季3勝目を達成し、エクスフィニティ・シリーズではトヨタ・スープラを駆るクリストファー・ベルが終盤の逆転で今季2勝目を挙げました。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第8戦 Food City 500
開催日:4月7日
スタート直後の接触から怒涛の追い上げで
カイル・ブッシュが今季3勝目!
4月7日(日)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第8戦Food City 500が開催されました。
60年近い歴史を持つブリストルは、カップ・シリーズが行われるコースのなかでマーティンズビルに次ぐ短さの1周0.533マイル(約860m)ショートオーバルですが、最大28度とハイバンクなため平均速度も高く、“世界最速のハーフマイル”と呼ばれる難コースです。このコースはカイル・ブッシュが得意にしており、過去7勝を挙げています。
7日(日)14時3分に0.533マイルショートオーバルを125周、125周、250周の3ステージ合計500周(266.5マイル:約430km)して競われる決勝レースのスタートが切られました。
スタートしてすぐの2周目に入ったところで、17番手と中団でのスタートとなったカイル・ブッシュが後続から接触されてスピン。車両後部にダメージを追い、修復のためのピットインで24位へとポジションを落としてしまいました。
ステージ1は、4番手スタートのエリック・ジョーンズと5番手スタートのデニー・ハムリンが一時首位を争いますが、エリック・ジョーンズは突然のタイヤトラブルに見舞われ予定外のピットイン。僅か15秒で1周してしまうブリストルではこのロスは大きく、エリック・ジョーンズは2周遅れとなってしまいました。
一方、23番手と後方からのスタートとなったマーティン・トゥルーエクス・Jr.と、カイル・ブッシュの2台は着実にポジションを上げていき、ステージ1はカイル・ブッシュが6位、トゥルーエクス・Jr.が9位でポイントを獲得しました。
