更新日: 2018.02.17 07:11
ダンロップ スーパーGT第1戦GT500岡山レポート
【ダンロップ モータースポーツ】 SUPER GT 第1戦レポート
http://mos.dunlop.co.jp/gt500_report/gt500-2015-1
開幕戦のEpson NSX CONCEPT-GTは、無念のリタイアを喫す
4月4~5日、SUPER GTシリーズ2015の開幕戦、「OKAYAMA GT 300km RACE」が岡山国際サーキットを舞台に開催された。今年もダンロップは、GT500に長くパートナーとなっているNAKAJIMA RACINGの「Epson NSX CONCEPT-GT」(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット)で挑む。また、GT500は新車両規定が導入されて2シーズン目。
昨年はオフのテストで開発車両を用いられず、ライバルメーカーに遅れを取ったが、回を追うごとに溝は埋まり、終盤戦には確かな手応えを得られるまでに進化を遂げた。新たに同じラインから切られるスタートダッシュに、期待が込められたのは言うまでもない。
NAKAJIMA RACINGは中嶋大祐とベルトラン・バゲットという、昨年と同じドライバーラインナップでさらに熟成された「Epson NSX CONCEPT-GT」で激戦のGT500に挑む。まずは土曜日の午前中に公式練習が行われ、雨がいつ降ってもおかしくないという状況の中、走行が重ねられる。
当初の路面はウェットだったが、走行が始まると次第に路面は乾き、ドライタイヤでの走行も可能に。このセッションでは予選、決勝へ向けてのセットアップを進め、11番手につける。
そして、午後には公式予選が行われ、まずは第一の関門となるQ1の走行が始まった。ここでステアリングを握るのは中嶋だ。残り時間が8分となったところでコースイン、タイヤを入念に温めて、タイムアタックを敢行。コース全長が短いために各マシンのタイムはかなり接近するが、惜しくも15 位となり、Q2への進出はならなかった。
中嶋は「走り出しからフィーリングがつかめない状況で、悔しい結果に終わりました。決勝は気分を入れ替えて、頑張ります」とコメント。決勝レースでの巻き返しを誓った。