更新日: 2018.02.16 23:08
星野監督「大きなミスで勝てるレースを落とした」
SUPER FORMULA
Round1 Race Report
2014.4.12~13 LENOVO TEAM IMPUL
No.19 Joao Paulo de Oliveira
No.20 Narain Karthikeyan
痛恨のミスで勝利を逃す……
先週のSUPER GT開幕戦岡山国際サーキットに引き続き、SUPER FORMULAも鈴鹿サーキットにて開幕です。TEAM IMPULは連戦となりますが、残留のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとF1を経て2001年以来のチーム復帰となるナレイン・カーティケヤンの2人で苦汁をなめた昨シーズンのイメージを払拭すべく戦って参ります。今シーズンよりニューマシン、ダラーラSF14が導入され非常に注目度の高い1年となります。メインスポンサーには昨年に引き続きレノボ・ジャパン株式会社様をお迎えしました。
4/12(土)公式予選
天候:晴れ コース:ドライ 気温:21℃ 路面温度:30℃
開幕前に行われた公式テストから、トヨタエンジン搭載車が非常に好調で、オリベイラとカーティケヤンの2人もフリー走行から上位に付けます。ニューマシン、ダラーラSF14登場で昨年よりタイムアップしていてコースレコードをも更新する非常にハイレベルな予選となりました。
ノックアウト形式での予選、Q1はオリベイラ4位、カーティケヤン5位で危なげなく通過、Q2もオリベイラ2位、カーティケヤン7位で2人揃って最終Q3に駒を進めます。Q3開始直後からLENOVO TEAM IMPULで先陣を切ってアタックを敢行。オリベイラはセクター1、2とベストでクリア。得意のセクター3でパワースライドするミスで残念ながら1分37秒399で5位のタイムに終わりました。
すぐあとにカーティケヤンが素晴らしいアタックを見せ、1分37秒148でトップタイムをマーク。その後No.36にトップタイムを塗り替えられPPの座は惜しくも逃しますが、国内トップフォーミュラ復帰初戦のカーティケヤンが2位、オリベイラは最終的に5位となりました。オリベイラのアタックでのミスとカーティケヤンの降格(※下記参照)は残念ですが、手応えある予選で、決勝を戦う図式が出来てピット内はいいムードでした。
※カーティケヤンはフリー走行でSF統一規則第28条10.(いかなるときも、車両を不必要に低速で運転したり、不規則に走らせたりあるいは他のドライバーにとって潜在的に危険とみなされるような運転をすることは許されない)により、3グリッド降格となりました。