更新日: 2018.02.15 14:48
【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】新型「ゴルフ GTI」販売開始
新型「ゴルフ GTI」販売開始
GTI史上最高のパフォーマンスと燃費を達成
フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(略称:VGJ、代表取締役社長:ゲラシモス ドリザス)は、フォルクスワーゲンの人気車種「ゴルフ」のスポーティモデルである新型「ゴルフGTI」を、9月5日(土)より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて発売します。
ゴルフ GTIは、コンパクトハッチバックのボディに、高性能エンジンと、強化されたサスペンションやブレーキなどを採用。高い走行性能が与えられると同時に乗員全員が快適に移動できるという実用性も併せ持つ、初代ゴルフから続くスポーティモデルです。高い認知度を誇る“GTI”は、もはやひとつのブランドであり、デビュー以来33年間で世界で170万台が販売されています。日本では1985年、2世代目のGTIから正規輸入を開始し、現在までに約42,000台が販売されました。なかでも5世代目となる先代GTIは、2005年の発売直後から、革新的なトランスミッションであるDSGと、2リッターの直噴ターボエンジンの組み合わせによる走行性能の高さが評価され、導入翌年にはGTIのゴルフ全体に占める比率が33%、先代ゴルフのライフサイクルを通しても20%以上を占めるほどの人気モデルとなりました。
新型ゴルフ GTIは、静粛性、環境性能などが高く評価されている6世代目のゴルフをベースに、GTIに相応しいチューニングを施し、先代を上回るパワーと低燃費を実現するモデルに進化しました。
GTIのダイナミックな走りを支えるパワートレーンは、211馬力を発生する新世代の2リッター TSIエンジンと、革新的なデュアルクラッチトランスミッションであるDSGを組み合わせています。これにより、先代より11馬力パワーアップしながらも燃費は約3%向上。動力性能と環境性能をさらに高次元で両立させました。また、GTI専用にチューニングされたシャシーには、フォルクスワーゲン初採用となる電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”や、ゴルフ初搭載のアダプティブシャシーコントロール“DCC”(オプション)などの最新テクノロジーを採用。 エクステリアでは、伝統のハニカムグリルに施された上下の赤いラインや、新型ゴルフ初搭載となるバイキセノンヘッドライト、専用の縦型フォグランプなどがGTIに力強さを与えています。さらに、専用ステアリングホイールや、専用スポーツシートなど、インテリアにもスポーティモデルらしいGTI専用アイテムを数多く取り入れています。
新型ゴルフ GTIの全国希望小売価格は、購入後のメンテナンス費用の負担を軽減する新しいメンテナンスプログラム“Volkswagen Professional Care(フォルクスワーゲン プロフェッショナルケア)”を含み3,660,000円(税込)です。また、メーカーオプションとしてレザーシート + 運転席パワーシート(セットオプション) 273,000円、電動ガラススライディングルーフ 126,000円、18インチアルミホイール+DCC(セットオプション) 210,000円、RNS 510(HDDナビゲーションシステム)+リヤビューカメラ”Rear Assist”(セットオプション) 294,000円を設定しています。
【新型ゴルフGTIの主な特徴】
■ GTIらしいパワフルな走りを実現する高出力・低燃費が特徴のパワートレーン
新型ゴルフGTIに搭載されるのは、高性能と経済性が特徴的な新世代の直噴ターボエンジンである2.0L TSIエンジンです。新設計となるこのエンジンは、コンパクトな構造とすることで、摩擦ロスを減らし燃費向上を図るとともに、メンテナンス性の向上も実現しています。さらに、欧州の排ガス基準ユーロ5に適合。最高出力は155kW(211PS)/5,300-6,200rpmで先代GTIより11馬力向上。最大トルク280Nm(28.6kgm)は1700rpmという低回転から発生します。トランスミッションは、燃費向上にも大きく貢献する湿式6速DSGを搭載することで10・15モード燃費は13.0km/Lと、歴代GTIで一番の低燃費を実現、2010年燃費基準を達成しています。
■ 新技術を採用したGTI専用シャシーがダイナミックな走りを可能に
GTI専用にチューニングされたスポーツサスペンションは、フロント22mm、リヤ15mmローダウンし、スプリングやダンパー、リヤスタビライザーが最適化されています。さらに、新型GTIには“XDS”と“DCC”という2つの新技術が採用されています。
電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”:
フォルクスワーゲンとして初採用となるXDSは、ESPと一体となっているEDS(エレクトロニック・ディファレンシャルロック・システム)の拡張機能です。EDSが主に低ミュー路での発進、加速時に空転した駆動輪のブレーキ圧を高めることでトラクションを確保し、走行安定性を高める機能であるのに対し、XDSは中高速域のコーナリング時に作動します。コーナリング時に内側の駆動輪の荷重が不足するとXDSが作動し、その車輪のブレーキ圧を5~15bar高めて空転を防止。それによりトラクションが確保されアンダーステアを軽減します。
アダプティブシャシーコントロール“DCC”(18インチアルミホイールとのセットオプション):
従来パサートなどの上級グレードでのみ採用されていたDCCがゴルフに初搭載されます。DCCは、「ノーマル」、「スポーツ」、「コンフォート」の3つのモードを選択でき、その選択したモードに加え、路面状況や走行状態を総合的に判断し、ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を調整する機能です。DCCは18インチアルミホイールとのセットオプションとして提供され、これにより18インチタイヤでも路面状況に合わせたより快適なドライビングが可能となりました。
■ “GTI”のパフォーマンスを引き立てる専用のエクステリア
新型ゴルフGTIには、GTIらしさを強調する数々の専用装備が施されています。ラジエーターグリルにはハニカムデザインが採用され、その上下に伝統の赤いラインを配し“GTI”であることを主張。さらに専用バンパー中央部に組み込まれた大型のハニカムデザインのエアインレットや、両端に配された専用デザインの縦型フォグランプなどが、スポーティかつダイナミックなGTIを象徴しています。 また、GTIには新設計のダイナミックコーナリングライト付きバイキセノンヘッドライトが標準装備されています。このバイキセノンヘッドライトには走行速度に応じて光軸を調整し配光パターンを自動調整する機能が採用されており、様々な速度域で常に最適な照射範囲を確保。夜間の安全走行をサポートします。
■ スポーティさとダイナミックさを演出する数々の専用インテリア
GTI専用のトップスポーツシートには、初代GTIを彷彿させる赤と白のラインが織り成すチェックのファブリックパターンが採用され、アルミのGTIロゴプレート付専用レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール、レザーシフトノブ、レザーハンドブレーキグリップには、クロームのアクセントに加えて赤いステッチが施されています。 さらに、アルミ調ペダルクラスターや、ブラックルーフライナーなどを採用することで通常のゴルフとの差別化を図り、インテリアでもスポーティさを表現しています。メーカーオプションとしては、レザーシート(運転席パワーシート)、電動ガラススライディングルーフの他、RNS 510(HDDナビゲーションシステム/地デジTV受信)とリヤビューカメラ”Rear Assist”のセットオプションを設定しています。