更新日: 2018.02.15 18:13
【プジョー・シトロエン・ジャポン】プジョー、第80回ジュネーブ・モーターショー
プジョー、第80回ジュネーブ・モーターショー
〜力強いデザインとエモーション〜
パリ発
<概要>
プジョー ジュネーブ・モーターショー
・プジョー創立200周年
・新たなるアイデンティティ、新たなるテーマ、新たなるスタイリング
・驚きのコンセプト・カー:「5 byプジョー」を世界初公開
・新たな目標:2015年までに世界の自動車メーカー・ランキングで3ランク・アップを達成
プジョー:新車攻勢
・「5 byプジョー」:正統派ラグジュアリー・サルーンを表現
・新たなるジャンル
‐3008および5008:大容量コンパクト・カー
‐RCZ:凝縮されたエモーション
‐iOn:ヨーロッパ初の100%電気駆動式自動車
‐BB1:明日のアーバン・モビリティ:プロジェクト進行中
‐408:中国市場への攻勢
・2010‐2012:全世界で新たに14車種を発売
プジョー:環境技術で業界をリード
・最先端の排出微粒子濾過技術:10年間で装備車数230万台の実績
・ヨーロッパで販売されたプジョー車の50%が二酸化炭素排出量130g/km未満を達成
・ヨーロッパ初のエコ・ドライブ・チャレンジ、「プジョー・エコ・カップ」
・電気自動車の歴史的リーダー:2010年にはiOnを発売
・e‐HDi:新世代のマイクロ・ハイブリッド技術は2011年に登場
・3008 HYbrid4、2011年前半に登場予定のディーゼル・ハイブリッド第1号:技術的ブレークスルーであると同時に、燃料消費とエミッション(二酸化炭素排出量99g/km)でもブレークスルーを実現
・再充電可能な「プラグイン」3008 HYbrid4は2012年に登場(目標二酸化炭素排出量50g/km)
プジョーSR1:新スタイル宣言
・プジョーのスタイリングを刷新
・SR1:明日のプジョー車のスタイルを最も純粋な形で表現
・HYbrid4ガソリン・ハイブリッド・エンジンを搭載:出力313bhpと二酸化炭素排出量119g/kmを達成
新たなるモビリティ:プジョーは一歩先へ
・総合的モビリティを提案するただひとつの企業
・Mu byプジョー:独自の総合的モビリティ・サービスを提案
・BB1により旧来の思考と境界線を打破
・プジョー・スクーター:50ccから500ccまでの多様な車種展開;HYbrid3エボリューション・コンセプト・スクーター
・自転車の世界に復帰
・プジョー・コネクトSOS:さらに充実した安心のモビリティを提案
2010年、プジョーは創立200周年を迎えます。
200年間、プジョーは業界を喚起し、歴史に足跡を残す製品を作り続けてきました。
200年間、プジョーは力強いデザインとエモーションの一体化に邁進してきました。
スタイリング面でのアプローチ、国際的テーマ(プジョー・モーション&エモーション)、エンブレム、そしてビジュアル・アイデンティティなど、2010年、プジョーはアイデンティティを一新し、新たなるメーカー・コンセプトを創造します。
2010年、プジョーは新たなる目標を掲げます。
・2015年までに自動車メーカー・ランキングで3ランク・アップを達成する
・プジョー車をスタイリングのベンチマークとする
・新たな「モビリティ」の概念におけるリーダーの地位を確固たるものとする
ジュネーブ・モーターショーでプジョーは、プロダクト・カー、デモ・カー、コンセプト・カー、計28車種をブースに展示します。新たな商品戦略とビジュアル・アイデンティティ、環境面でのリーダーシップ、スタリイングの刷新、そして新たなモビリティの提案といった目標を推し進める力がプジョーにあることを実感していただけることでしょう。
新車攻勢
運転する喜びと環境性能を兼ね備えた多種多様な車を提供し、2009年度の登録車数ではフランス・メーカーとしてトップの地位を獲得したプジョーは、自動車総合メーカーとしての使命を果たし、伝統的に得意としてきた分野でリーダーシップを発揮することをその責務と考えています。
コンセプト・カーである「5 byプジョー」をジュネーブで発表し、M2セグメント(大型サルーン)とHセグメント(最高級クラス)の融合という抜本的変化が生じつつある高級サルーン市場を窺う姿勢を明らかにすることにより、プジョーは大型ツーリング・カーの分野における自社の歴史的地位を再解釈します。
新車攻勢には新ジャンルへの進出も含まれています。
・2009年にプジョーは、まずは3008クロスオーバーを、その後には5008コンパクトMPVを高スペック「大容量」コンパクト・カー市場に投入しました。
・2010年春には、プジョー初のリミテッド・エディション・モデルであるRCZを、2010年末には100%電気駆動式自動車第1号であるiOnをヨーロッパで発売します。
・激しい競争を勝ち抜くため、BB1のエッセンスを具現化したモデルも投入の予定です。
さらに、新たな市場の開拓にも力を入れていきます。
4月8日には新型408を中国で発売し、今後、他の市場にも投入する予定です。
このような、中核的市場と新ジャンルへの二重攻勢にともない、プジョーでは2010年から2012年にかけて、全世界で新たに14車種を発売する予定です。
環境面でのリーダーシップ
環境問題に果敢に取り組む。これがプジョーの目下の目標です。
排出微粒子濾過(FAP)技術のパイオニアであるプジョーは、10年以上に渡ってこの装備を230万台近くのHDi搭載車に装着してきました。
すでにヨーロッパで販売したプジョー車の50%が、二酸化炭素排出量130g/km未満を達成しており、ジュネーブでの展示車両にもそのような「低公害」車が4車種含まれています。
環境性能のさらなる向上を目指しているプジョーでは、小排気量の3気筒ガソリン・エンジンを新規に開発することで自然吸気エンジンの効率向上を推し進め、その一方で将来に備えて次のような新技術の準備も進めています。
・電気:2010年末に発売予定のiOnにより、プジョーはお家芸とも言える100%電気駆動式自動車の市場に復帰します。
・マイクロ・ハイブリッド:2011年からの投入を予定しているe‐HDiシステムは、市街地走行での燃費とエミッションを最大で15%削減します。
・フルハイブリッド:2011年初頭発売の3008HYbrid4は、世界初の量産ディーゼル・ハイブリッド車になります。
HYbrid4は、同等の出力であれば燃費と二酸化炭素排出量を約35%削減できる画期的な技術です。「ゼロ・エミッション」モード、パフォーマンスの向上、4輪駆動といった特徴を備えている3008 HYbrid4では、3.8リットル/100kmと99g/kmという値を達成しています。
RCZ HYbrid4は、このエンジンが様々な車種に適合することを示しています。
・2012年には、再充電可能型HYbrid4技術を投入の予定であり、3008については2リットル/100kmの燃費と二酸化炭素排出量50g/kmを目標としています。
SR1、スタイル面のマニフェスト
プジョーはスタイリングを一新します。
SR1コンセプト・カーはその具現化です。
明日のプジョー車のスタイリングを最も力強く、最も純粋に、最も突き詰めた形で表現した車がSR1です。
優雅さ、躍動感、ビジュアル的魅力、そして秘められた力が、この「ドリーム・カー」のスタイリングを言い表すキーワードです。SR1は大型ロードスターという主題の再解釈であり、今後登場するプジョー車のトレンドを先取りしたものとなっています。
HYbrid4ガソリン・ハイブリッド・エンジンを搭載するSR1コンセプト・カーは、最大出力230kW(313bhp)、二酸化炭素排出量119g/km(電動モードではゼロ)、4輪駆動および4輪操舵など、性能面もスタイリングに負けず劣らず特徴的です。
プジョーSR1:エモーションと力強いデザイン、そして高性能の融合
新たなモビリティ:プジョーは一歩先へ
自動車、小型商用車、スクーター、自転車、そして多種多様なサービスで攻勢された総合的なモビリティ・パッケージを提供しているメーカーは、プジョー以外に存在しません。
・「モビリティ」という言葉に期待されるものは変化しつつあります:プジョーはこの変化に正面から取り組み、独創的かつ革新的な総合モビリティ・サービスである「Mu byプジョー」をスタートさせます。
「Mu byプジョー」では、オンラインでの支払いが可能なプリペイド・カードを使うことで、プジョーの顧客やプジョー車のオーナーであるか否かに関係なく、どなたでも多種多様なモビリティ・サービス(自動車、小型商用車、スクーター、自転車、アクセサリー)をご利用いただけます。
「Mu byプジョー」は、2010年上半期に運用を開始し、フランス国内での試験を経た後、ヨーロッパのその他の大都市(パリ、ベルリン、ブリュッセル、ロンドン、マドリッド、ローマ……)にサービス網を広げていく予定です。
・BB1は明日の都市交通についての従来とは違う提案です。全長は2.5mですが、4つの座席を備え、リチウムイオン・バッテリーによってゼロ・エミッションを達成しています。
プジョーではBB1のエッセンスを具現化した車の開発をすでに開始しています。
・プジョーというブランド名はプジョー・スクーターと同義です。50ccから500ccまで、プジョー・スクーターは業界屈指の広いモデル・レンジを誇っています。
コンセプト・スクーターであるHYbrid3エボリューションは、自然吸気のガソリン・エンジンで後輪を駆動する他、2つある前輪にもモーターを1つずつ内蔵しており、信頼できて安全な、効率の良い移動手段の1つの形を示しています。
・ヨーロッパ随一の自転車メーカーであるサイクルヨーロッパ社と世界規模で独占的な提携関係を結ぶことにより、プジョーは自転車の世界にも本格復帰します。