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投稿日: 2009.12.23 00:00
更新日: 2018.02.15 17:02

【三菱自動車】三菱自動車の中国エンジン合弁会社が累計生産100万基を達成


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三菱自動車の中国エンジン合弁会社が累計生産100万基を達成

12月21日、三菱自動車の中国におけるエンジン生産の合弁会社である瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司(社長: 鈴木道幸、以下、瀋陽航天三菱)は、同社の累計エンジン生産が100万基に達したことを発表した。

瀋陽航天三菱は、1997年8月に中国航天汽車有限責任公司、三菱自動車、瀋陽建華汽車発動機有限公司、三菱商事株式会社、馬中投資控股有限公司の合弁会社として設立され、1998年より生産を開始した。拡大を続ける中国自動車市場において、三菱自動車向けのみならず、多くの中国メーカーにもエンジンを供給している。

同社は2006年に現在の渾南工場に移転し、同時に累計生産台数50万基を達成したが、今回の累計生産100万基は、中国自動車市場の急速な成長に後押しされ、それから僅か3年強で達成した。

2009年7月からは、今後更なる市場の拡大が期待される小型自動車搭載用の小排気量で軽量、環境にも配慮したMIVEC機構付の4A9シリーズの本格量産を開始しており、2010年以降更なる成長が期待される。

瀋陽航天三菱は、今後も多様化する市場のニーズに合った商品ラインアップの強化、環境性能の向上に注力し、中国自動車産業の発展に貢献していく。

MIVEC: Mitsubishi Innovative Valve Timing Electronic Control
三菱自動車の連続可変バルブタイミング機構の総称

【 瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司(SAME)の概要 】
所 在 地 : 遼寧省瀋陽市渾南新区航天路6号
設 立 : 1997年 8月 (生産開始: 1998年 8月)
資 本 : 中国航天汽車(30%)、三菱自動車(25%)、瀋陽建華汽車発動機(21%)、
三菱商事(9.3%)、馬中投資控股(14.7%)
生 産 : 4G6エンジン(2.0,2.4L)、4A9エンジン(1.3,1.5,1.6L)
生産能力 : 250,000基
生産台数 : 106,171基 (2008年度)
販売台数 : 110,116基 (2008年度)