ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.06.17 00:00
更新日: 2018.02.17 00:48

アウディ、ル・マン通算13回目の勝利を1-2で飾る


Audi、ル・マン24時間レースで1-2フィニッシュ
通算13回目の優勝獲得

6月15日 インゴルシュタット: およそ30万人が見守る中、アウディはル・マン24時間レースでの連勝記録を伸ばしました。第82回大会において、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組とルーカス ディ グラッシ / マルク ジェネ / トム クリステンセン(ブラジル/スペイン/デンマーク)組が1-2フィニッシュを飾りました。

 アウディは、過去16回出場のうち13回の優勝という素晴らしい成功を遂げ、今回の優勝はひときわ価値の高いものとなりました。アウディスポーツ チームヨーストは、トヨタに加えて、ル・マンに復帰したポルシェという強力なライバルを相手に、厳しい展開となったレースを闘い抜き勝利しました。

 アウディの1-2フィニッシュを受け、AUDI AG取締役会会長のルパート シュタートラーは「ル・マンでは、これまで数多くの素晴らしい闘いがあったと思いますが、今年の優勝は歴史に残る素晴らしい結果であると思っています。ポルシェとトヨタという強力なライバルを迎えた今年のレースでは、どのチームが優勝するのかまったく分かりませんでした。そのような厳しい状況の中で、再び優勝を遂げることが出来ました。これはアウディ関係者すべての努力によって得られた、素晴らしい偉業です。この結果を非常に嬉しく思い、優勝に貢献したすべての方々に感謝します」とコメントしています。

 AUDI AG技術開発担当役員であり、モータースポーツプログラム責任者のProf. Dr. ウルリッヒ ハッケンベルクは「ル・マンでの優勝を通じて、TDIエンジンの優れた燃費性能が再び証明されました。また、初めて採用したレーザーライトの優秀性も確認出来ました。我々は、今後も最新技術を積極的にル・マンに投入していきます。」とコメントしています。