スーパーGTニュース

投稿日: 2014.06.02 00:00
更新日: 2018.02.17 00:21

DENSO KOBELCO RC F、攻め続けるも挽回叶わず11位


DENSO KOBELCO RC F
第3戦オートポリス、攻め続けるも艱難辛苦の11位フィニッシュ

2014 SUPER GT 第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」(5/31-6/1)
オートポリス(1周4.674km)

入場者数:予選13,800名、決勝24,400名 合計38,200名
 6月1日(日)真夏のような暑さとなったSUPER GT第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」の決勝が行われ、12番グリッドからの巻き返しを狙って粉骨砕身に臨んだDENSO KOBELCO SARD RC Fは、スタートを担当したオリバーが順位を上げ好ペースでラップを重ねていたが10周目にヘアピンで追突されスピン。その後マシンに不具合も起きてしまい27周でピットイン。交代した石浦は最後尾で不具合を抱えたマシンながらも諦めずに前を追いかけた。そして、セーフティカー導入のタイミングで挽回を期してタイヤを新品に交換。周りよりも早いペースで前を追いかけたが、挽回叶わず艱難辛苦の11位フィニッシュとなった。

 最後まで諦めずに攻め続けたDENSO KOBELCO SARD RC F。ドライバーポイントは獲得ならず(計13点)、チームポイントでは2点を獲得(計21点)し、いずれもランキング7位に後退となった。鈴鹿GTA公式テストを6月27日(金)・28日(土)をこなした後の次の第4戦は、7月19日(土)・20日(日)にスポーツランドSUGOにて開催される。

公式練習走行
 今季2戦を終了し、現在シリーズランキング5位につけるDENSO KOBELCO SARD RC F。富士で苦しみながらも貴重なポイントを獲得し、戦い振りには底力が漲っている。秋から初夏の開催に移ったオートポリスが第3戦の舞台。阿蘇外輪山の北方に位置するオートポリスは標高900m、高低差52mのマウンテンコースで、ダイナミックでテクニカルなレイアウト。今回、ここで大量得点を得てシリーズ上位陣に食らいついていきたいところ。公式予選はノックアウト方式(Q1、Q2)で、決勝は約2時間の300kmで争われ、ピットストップは1回。ウェイトハンディは現獲得ポイントの倍の数値となる26kgを搭載する。