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投稿日: 2014.04.24 00:00
更新日: 2018.02.16 23:23

Team Kurosawa、インタープロトで谷口が開幕2連勝


Team Kurosawa インタープロトシリーズ開幕戦
ジェントルマンクラスは谷口選手が2連勝を飾る!

 いよいよ、IPS(インタープロトシリーズ)の開幕戦が富士スピードウェイで開催された。短いオフシーズンの間にチームを立ち上げ、マシンを用意し、開幕戦から十分に戦えるように体制作りを行って来たものの、マシンのシェークダウンはレースウィークの水曜日となってしまった。走り出しから若干の問題を抱えていたが、フィーリングは悪くないようで、谷口選手もまずまずのタイムで走り出した。しかし、新たなトラブルが起きてしまい、満足に走れずに初日を終えた。

 翌日は、黒澤選手が走行中に他車(他カテゴリー)と接触してしまうアクシデントがあり、修復に時間を費やす事となり殆ど走れないまま終了。金曜日は雨模様となり全車WETタイヤでの走行となったが、激しいバイブレーションに悩まされての走行となった。これはタイヤ組み付け時の問題で、全車に出ていた症状で、問題は解決された。

 迎えた土曜日の公式予選。雨こそ降っていないものの、空気は冷たく今にも降り出しそうな曇り空の中ジェントルマンクラスの谷口選手からのタイムアタックが開始された。#95の一嶋選手が欠場となるため、プロクラスの荒聖治選手が賞典外ながら走行することとなり、荒選手のタイムを上回る事は出来なかったが、トップの座を一度も譲る事無く1’47.963をマークしてポールポジションを獲得。シェークダウン時から抱えていた問題も解消して気持ちよく予選を終えた。

 そしてプロクラスの予選が開始された。わずか10分間の間、コントロールラインを通過する度に、目まぐるしく順位を変えていく。黒澤選手も徐々にペースを上げていくものの、アンダーステアとシフトダウン時にギヤが落ちないと言う症状が数回発生してしまい、5番手に留まってしまった。