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投稿日: 2010.04.27 00:00
更新日: 2018.02.15 19:41

【三菱自動車】三菱自動車とPSAプジョー・シトロエン社、新型コンパクトSUVの協業で合意


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三菱自動車とPSAプジョー・シトロエン社、新型コンパクトSUVの協業で合意

三菱自動車(所在地:東京都港区 社長:益子修)とPSAプジョー・シトロエン社(所在地:フランス パリ市 会長:フィリップ・バラン 以下、PSA社)は本日、新型コンパクトSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)での協業に合意したことを発表した。

これにより、両社は今後、三菱自動車の新型コンパクトSUV『RVR』(欧州名:『ASX』)のプラットフォームをベースにプジョー及びシトロエンブランド向けモデルの開発を行い、PSA社はそれらを2012年初頭を目処に欧州市場に導入する。プジョー及びシトロエン両ブランド向けに、年間50,000台の供給を計画している。

このPSA社が導入する新型モデルには二輪駆動と四輪駆動の両仕様が用意され、三菱自動車の新型コンパクトSUVとコンポーネンツの多くを共有しながらも、エンジンはPSA社製の1.6L HDi ディーゼルエンジンを搭載するほか、外観デザインについてもプジョー及びシトロエンブランド向けにそれぞれ独自のものを採用する。

PSA社は、この新型モデルの導入によりプジョー及びシトロエン両ブランドのラインナップを充実させ、顧客層の拡大を図る。また三菱自動車は、この協業により新型コンパクトSUVプラットフォームの生産台数規模を増加させることで量産効果を高め、生産性の一層の向上を図る。

両社は、これまでも、三菱自動車の『アウトランダー』ベースのSUVのPSA社向け開発供給プロジェクト、ロシアでの車両生産に関する合弁プロジェクトや、三菱自動車の新世代電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』ベースの電気自動車のPSA社向け開発供給プロジェクトなど、Win-Winとなる事業提携を積極的に推し進めている。