ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.03.27 19:09
更新日: 2019.03.28 10:52

苦戦続きのラトバラ「ターンインとブレーキングの改善を進め、大きな自信を持てるように」/2019WRC第4戦ツール・ド・コルス 事前コメント


ラリー/WRC | 苦戦続きのラトバラ「ターンインとブレーキングの改善を進め、大きな自信を持てるように」/2019WRC第4戦ツール・ド・コルス 事前コメント

■Mスポーツ・フォード

●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)

「シーズン初の本格的ターマックイベントを楽しみにしている。だけど、今年のツール・ド・コルスはルートの3分の2以上が変更されて、まったく新しいSSとなっているから、難しい戦いとなるはずだ。レッキがすごく重要だから、ペースノートを仕上げるためにやるべきことが山積みだ」

「厳しいラリーだけど、ステージそのもののドライビングは快適だ。前回、メキシコで表彰台入りできたのは本当によかった。そのおかげで、チャンピオンシップの順位がアップした。さらに週末のスタートも、トップ5の走行順を得ることができた。これをうまく活用して、またいい結果を目指さなければならない」

「僕たちはテーム(スニネン)とともに2日間の事前テストを行ったけど、マシンのフィーリングはよかった。すべてが計画通りだったから、いいペースがつかめた気がする。また表彰台に立つこと楽しみに、精一杯頑張るよ」

●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)

「今年最初の純粋なターマックイベントを楽しみにしている。僕はサーキットレースでレースキャリアをスタートさせたけど、カートをドライブするのと、WRカーをドライブするのでは大違いだ」

「事前準備として、エルフィン(エバンス)と僕は分担して2日間のテストを行ったけど、マシンのフィーリングは最高だった。ツール・ド・コルスのようなラリーでは、マシンとのいいバランスを見つけることが特に重要となるけど、僕たちはそれを見つけられたと思う」

「昨年(のツール・ド・コルスに)は出場していないし、今年のルートはまったく違うと言われている。僕の理解では、ここのSSは、僕たちカタルニアで経験したステージよりほんの少し高速だけど、タイプは少し似ている」

「面白いラリーとなるだろうね。でも、僕たちにとって一番重要なことは無傷でラリーを終えること。それができれば、今後のシーズンが精神的に楽になるはずだ」

■シトロエン・レーシング

●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)

第3戦メキシコを制したセバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)
第3戦メキシコを制したセバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)

「今年もまたルートが大幅に変わっている。でもここではこれまでにもそういうことはあった。新たなステージにたびたび直面してきたわけだけど、僕にはそれが合っているようだ。そのために、このレースでは多少ストレスを感じてアドレナリンが出ることになるだろう」

「それに普段よりも差が大きく開く可能性がある。誰にとっても新しいステージだ。だから誰がレッキの間にとても良い仕事をして、初めからプッシュしていくためにペースノートの内容に十分な自信を持っているかが、違いを生みだすことになる」

「C3 WRCのターマックでの性能については分かっている。僕たちのイベント前のテストはとても生産的なものだったし、マシンの感触も良かった。WRCにおける僕たちのホームラウンドで必ずや良いパフォーマンスを発揮したいし、高い調子を維持していきたいと思っているよ」

●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)

「このラリーはいつも楽しめるから、始まるのが待ちきれないよ。ここやカタルーニャでクリーンなターマックをドライブするのが大好きなんだ。初めからペースノートの内容を充実させることが課題になるだろう」

「ペースノートはグラベルよりもターマックイベントのほうが一層重要になると思う。正しくラインを取り、コーナリングでどれくらいのスピードを出せるかということを知るためにね」

「ルートが改定されたから、ステージをどれだけ熟知しているかという点では、全員が同じ状況にあるだろう。簡単ではないが、僕たちにとってはチャンスだ。他のラリーでは僕たちのコース知識は概して少ないからね。とにかくテストはうまくいったし、僕は自信を持っている。少なくとも昨年と同程度の競争力を発揮できることを願っているよ」

トヨタ陣営のコメントはこちら
ヒュンダイ陣営のコメントはこちら


関連のニュース