4.9秒差でチームメイト追うトヨタのオジエ「力強く戦えば、勝つチャンスはまだ十分にある」/2020WRC第1戦モンテカルロ デイ3後コメント
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合2番手
「安定した1日だった。唯一、後悔しているのは最後のステージ(SS12)の凍ったトリッキーな区間で、やや慎重に走り過ぎてしまったことだ。しかし、個人的には側溝にはまってしまうよりも、注意深く走ったほうがいいとつねづね思っているし、過去このラリーではいつもそのようなアプローチをとり、何度も奏功している」
「リスクを冒してうまくいくこともあるが、つねにそうなるとは限らない。1日が終わり、決して残念な気持ちにはなっていないよ。差はまだそれほど大きくなく、明日はすべてが可能だと信じている」
「いい戦いが続いているし、明日も力強く戦えば、勝つチャンスはまだ十分にあると思う。過去何年か、同じステージを激しく攻めてきたから、その経験が助けになるはずだ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合首位
「全体的には堅調な1日となり、首位に立つことができていい気分だ。この週末は、ここまでのところ非常に満足している。クルマは私に大きな自信を与えてくれているし、チームとも力を合わせて戦っている。午後のステージは、ライバルと同じようにスリックタイヤを選んだが、まだ凍結した区間が残っており、非常に難しいステージだった」
「最初のステージ(SS11)は少し注意深く走り過ぎ、次のステージ(SS12)では最後の凍ったコーナーで楽観的になり過ぎて、コースから外れてしまったが、幸運にも何かに当たったりはしなかった」
「明日は激しい戦いになると思うが、集中力を保ち続け、あまり意識し過ぎないように走るつもりだ」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合6番手
「心から満足できる1日ではなかったけれど、それでも何の問題もない。やるべきことをきちんとやり、ミスと無縁の運転を続けていまる。1日をとおしてコンディションはとてもトリッキーだったが、前後の選手とはタイム差があり順位を争っているわけではないから、安全マージンを多くとって走ったよ」
「異なるコンディションで、どうすればこのクルマをうまく走らせることができるのかを、依然学んでいる。そして、それを理解できた時、もっと速く走れるようになるだろう。いかなるリスクも負わないように走っているから、クリーンな路面でのタイムは決して悪くないと思う」